2年前、無私の力の働きにより

初めて訪れることとなった秋元神社。

ご祭神は国常立尊(くにのとこたちのみこと)です。

 

以来、我が家の神棚で

お祀りさせていただいていまして、

今回、どうしてもお詣りしたいと

強く想っていた神社でした。

 

 

ところが、今年9月に発生した

台風14号の影響により

高千穂峡の遊歩道が一部崩壊する等、

大きな被害が出ていた高千穂町。

 

この秋元神社への細く険しい道のりも

また例外ではありませんでした。

玉置神社を彷彿とさせるような道のりです。

 

道中では復旧工事が行われていて、

1時間(〜1時間半)の通行止めと

10分間の通行許可が繰り返されており、

僕の運転する車が

そこへ差し掛かった時は

ちょうど45分待ちのタイミングでした。

 

う〜む。(。-`ω-ก)

 

帰りのことも考えると

さらに長時間の立ち往生が予想されます。

引き返すべきだろうか…と

一瞬思ったものの、

門が閉ざされている訳ではありません。

 

これって信仰心が試されているんだな、

と、ピンときた自分は、

この45分間さえ愛おしい

神様との語らいの時間だ!と思い直して

待つことにしたのでした。

 

赤丸が待機場所で、赤線が復旧工事ポイントです。

 

すると、帰りは高千穂に戻らず、

宮崎市内方面へ抜けるため、

復旧工事現場を通過しないことが判明!!

帰りは黄色ルートをスムーズに通行できました。

 

 

また久留米市から

近所の恵比寿さんにお供えするため、

お水取りに来られていたご夫婦とも

仲良くお話しさせていただいて、

ふんわりと神様の深い懐に抱かれる

とても素敵な時間になりました。

 

「信仰心の厚い人達だから特別だよ!」

と、トランシーバーで現場とやり取りして、

5分切り上げて

通行させてくださったおっちゃん。

 

秋元神社の仮設駐車場から

歩いて程なくすると、

このような地すべりの箇所があって、

知らずに車で突っ込んだら大惨事ですから、

改めて復旧工事の

有り難さが身に沁みました。

本当にありがとうございます!!

 


 

さて、そんなふうにして

2年ぶりにやって来た秋元神社。

 

 

自分が神様に会いに行く時、

最も大切にしているのは物語です。

 

 

歓迎のサインや

自分の素直な心の表情・動きを

一つひとつ丁寧に拾い集める練習を

積み重ねていくと、

誰方でも必ず、ご縁をいただく

神様との出会いには物語があることに

氣付くことができるようになります。

 

そしてそこから

自分なりにご神意を汲み取ることで

神様と心が通じ合うという

特別な歓びの体験が生まれます。

他人の意見に頼るのはノーグッド。

歩みは遅くとも「自分なりに」が大切です!!

 

 

今回もまた

素敵な物語でお迎えくださったことに

感慨もひとしおでした。

 

 

ところで今回、

僕には秋元神社の神様に

この2年間の感謝をお伝えすることの他に

実はもう一つ、自分の肌で

確かめてみたいことがありました。

 

それは我が家の神棚に

ご眷属として遣わしてくださった

徳川家康公のことでした。

 

 

… お前に天下を取らせるため、

  私はここへやって来た。

 

そのお言葉に、当時の自分は、

 

…はぃ?(・o・)

 

という感じだったのですが、

今はその意図がよくわかるのです。

 

自分は昨年末に仕事を退職して

個人事業主となりましたから、

天下を取らせるとは

まさにこのことだったのです。

天下と呼ぶにはあまりに畏れ多い

細々とした一人天下ですが…。( ̄▽ ̄;)

 

2年前には想像すら

していなかったことでした。

 

 

とは言え、

徳川家康公がなぜここで?

という漠然としたクエスチョンが

宙ぶらりんになっていました。

 

ですから、そのことが

自分の中で腑に落ちればいいなと

思っていたのです。

 

 

前回は氣にも留めていませんでしたが、

社殿内を見渡すと、

百人一首の詠み人の絵が飾られています。

 

 

随神像の脇には

まるで以前からそこにあったように

ちょこんと天狗のお面が増えています。

 

そこでふと、さもありなん…。

 

理屈ではなく、

そこはかとなく肌でそう感じて。

 

 

秋元神社の神様、

引き続き、ますますのお力添えを

どうぞよろしくお願いします!!

 

そう申し上げると、

あとはもう、

ただただ神様のご神氣が心地良くて、

随分とゆっくりさせていただいてもなお

後ろ髪を引かれながら、

神社を後にしたのでした。

 

 

さて、そうして無事に帰宅して

神棚にご神札をお祀りすると、

開口一番、

 

… 一人天下とは

  お前、上手いこと言うな!(笑)

 

と、僕を笑わせてくださった後、

 

… 天下は一日にしてならず。

  お前の言うとおり、道半ばだ。

  道半ばであるが故に

  私がお前の手を離すと思うか?

 

徳川家康公はそんな優しい言葉を

僕にくださいました。

 

 

僕たちは見えない存在に

どれほど助けられているのでしょうか。

愛されているのでしょうか。

 

今の自分には

到底わかり得ないけれど。

 

きっとそのお心の背景に流れるのは、

祖先の志を繋いでいくのは

紛れもなく

今、生きている僕たちだという真実で、

そこに氣付くと

また少し見えない世界というものが

身近に迫ってくるのではないでしょうか。

 

僕たち一人一人の人生に

物語を与えてくださる神様が

僕は大好きです。(◍´ಲ`◍)

 

Mr.Children / 進化論 

 

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