大好きな服部みれいさんの、過去にやってたメルマガを書籍化したもの。タイトルどおり、「わたしがわたしをわたしする」ためのヒントがいっぱい。


最近停滞してる私の人生であるのだが、この停滞が世間的な解決をみたとして、それは本当に解決なのだろうか…?と思うことがあって。なんていうの、目に見えない位相での解決を魂が求めているときに、みれいさんの本は読みたくなるのですよね。


たとえば、こんなエピソード。


みれいさんが住んでたマンションの、廊下をはさんだ向かいの部屋に、汚い傘を出しっぱなしにしている住人がある、と。玄関を出入りするたびにその汚い傘が目に入り、とてもイヤだと。


で、みれいさんは、記憶をクリーニングするチャンスだと思って、ホ・オポノポノをするんです。


そしたら!


傘がさらに増えたんだって(笑)。


で、おかしいな~、と思って自分を点検してみたところ、「管理人さんにいって、ただ傘がなくなったとしても、それはそれでひっかかる」→「住人に自分の力で気づいてほしい」→「わたしが不快に思っていることに」→つまり、「わたしのことを慮ってほしい」。


ここから、みれいさんは自分の「編集者」という職業柄、身につけた高い共感力からくる気遣いや思いやりを、同じ質・量で、知らないうちに他人にも強制していたのでは…と、このモヤモヤの根本的原因に行き当たる。そしてその傲慢さをホ・オポノポノ。すると、汚い傘がだんだん減っていった…。


つまりですね、汚い傘がなくなれば、表面的には解決したように見える。だけど内面はぜんぜん解決してないってことが、あるんではないか。表面的解決でごまかしてたら、またどこかで同じ問題が出てくるんでは。


「本当の健康」では、「わたしたちは、こと、健康ということについて、見ているレベルが低い、ないしは、まちがった見方をしているのでは?」という問題提起があって、この「健康」は、「解決」「幸せ」「豊かさ」いろんな言葉に置き換えられるように思う。


はは~ん、私のハッピーライフって、つまりは環境的要因であっさり停滞するくらいのものだったんだな、と。しかし人生って、よりによって自分がいちばん苦手な環境を用意してお試ししてくるんですね…。オラオラ、これでもお前はハッピーでいられるか、と。


よーし、どんな環境に置かれても左右されずにハッピーでいる修業だと思って、やってやろうじゃないの。と思えたので、読んでよかった!

 

 



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