vol.267 ノーザンホースパークマラソン 参加報告 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 5月15日の日曜日、今年新しく誕生したノーザンホースパークマラソンに行ってきました。


 ノーザンホースパークは、馬をモチーフにしたテーマパークで、普段はサラブレッドとふれあえる施設ですが、この日は人間が駆け回ってそれを馬が眺めているという、いつもと逆の形になりました。


 この大会はハーフマラソン、トレイル7km、親子ラン2.5kmの3種目が行われました。まず9時から親子ラン、9時半からトレイル、11時からハーフがスタートということで、トレイルとハーフのダブルエントリーも可能でした。そして2種目の合計タイムによる総合順位も表彰対象となっていました。


 とにかくほかの大会では見られない演出がたくさんありまして、特に親子ランとトレイルはコースが牧場施設内ですから、レースの先導を馬が務めるという光景が見られました。しかもトレイル7kmのコースの一部、どうやら屋内坂路の部分だったようですが、2004年の菊花賞、2006年のメルボルンカップと、日豪のG1レースを制しているデルタブルース号が先導しました。


 コースそのものも素晴らしかったです。特にトレイルは、広い放牧地の中を走ったり、全長1km近い屋内坂路(ウッドチップが敷き詰められた、競走馬のトレーニング用の坂道コースです)を走ったり、普段は入れないようなところを走らせてもらえまして、とても感激しました。僕としては、ハーフよりもこのトレイルの方が、この大会のメイン種目じゃないかと感じたくらいです。


 ハーフのコースは、周辺の牧場地帯の公道を中心に走るのですが、一面に広がる放牧地、そしてそこを駆け回っているサラブレッドの親子。そんな景色を眺めながら走りますから、これも北海道の中でも馬産地でしか見られない景色を眺めながら走るという、特徴的な景色を楽しめるコースでした。


 ノーザンホースパークという、もともと多くのお客さんが訪れるテーマパークで行われた大会ですから、お客さんに満足を売るというのは本業なわけです。ですから運営がお客さんにいかに満足してもらうかという工夫が感じられて、そのことにも好感を持てました。たとえば朝の7時から15時30分まで、参加者は自由に利用できるビュッフェが用意されていますから、レース前、レース後と、しっかり補給ができました。レース後は混雑して長い行列もできましたが、途中で食べ物がなくなるということはなく、しっかりと食べました。


 圧巻だったのは表彰式です。2位から6位までの入賞者はステージ上に呼び上げられるのですが、優勝者は馬に乗って登場します。そして馬を降りてからステージまでウイニングランをして、ステージに上がってからはシャンパンファイトを行うという、見ている人もみんな楽しめる演出でした。


 表彰式の後は、東日本大震災のチャリティーオークションが行われ、その後はホノルルマラソンや谷川真理ハーフマラソン招待などが当たる抽選会が行われ、多くの参加者が最後まで残って楽しんでいました。ちょっと風が強くて寒かったのですが、とても楽しく過ごした週末でした。


 前夜祭も参加したのですが、これがまた美味しい料理がたくさん出されていて、これ以上食べられないくらい満腹になりました。この前夜祭はお勧めですね。


 主催者によりますと、今年はプレ大会という位置付けとのことで、今回の反省を踏まえて、来年からはもっと盛大に行いたいということです。来年は5月13日開催予定ということですので、パワーアップするノーザンホースパークマラソンをぜひ楽しみにして下さい。


 以上、おがまんレポートでした。


************************************************


 FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されています。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られています(札幌市内の一部)が、インターネット放送も行われているため、全国から聴取可能です。(聴取方法はFMアップルのホームページをご覧ください)


 この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組です。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えています。かくいう私も、2005年の11月に出演 して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなりました。


 2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーでしたが、そのうち電話レポートをすることになりました。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどです。一時は無理やり収めるように短くしようと思いましたが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいます。


 自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりでしたが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになりました。第4号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っているし、第9号のピックアップル でも250回記念としてアスリートの風が紹介され、私の姿も載っています。そして第13号のピックアップルでは、アスリートの風300回記念特集が組まれ、またまた私の姿とコメントも載っています。


 招待選手としても、2007年8月16日の放送 では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日 には3度目、9月4日には4度目2009年3月19日 には5度目、8月6日は6度目2010年2月11日には7度目9月16日には8度目2011年4月28日には9度目 のゲスト出演を果たし、最近では半年に1度ずつ招待選手として呼んでもらっています。


 あっという間に6年目に突入したこのレポート。2008年4月からは転勤に伴い、帯広支部長として3年間やらせていただきました。そして2011年4月からは、再び転勤に伴い、留萌支部長としてやらせていただいています。


 これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っていますので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。


 みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね~!



Let's Run with a Smile!