FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されている。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られている（札幌市内の一部）が、インターネット放送 も行われているため、全国から聴取可能である（ADSL以上の環境と、Quick Time6が必要）。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組である。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えている。かくいう私も、一昨年の11月24日に初出演 し、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなった。
昨年の2月からおがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、毎回電話で出演してレポートをすることになった。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどだ。一時は無理やり収めるように短くしようと思ったが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいる。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりだったが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、昨年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになった。最新号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っている。
スタッフになったからには、もう招待選手として出ることもないだろうと思っていたが、昨日、8月16日はなんと私が招待選手となってしまった。生レポートなどで、これまで何度も訪れたスタジオだが、招待選手としては初出演以来のこと（今年2月の東京マラソン特集のときは、私も直前になって「ついでに招待選手」となったが、もちろんメインじゃなかった）。今回はOgakunとSUNちゃんとともに、Ogamanファミリーとして出演した。
通常この番組では、プロフィールシートを提出し、その内容に沿って番組が構成される。しかし今回は、いちおうプロフィールシートは作成したものの、それじゃあ私の場合はつまらない。ということで、4つのテーマについて喋ることとなった。それは、マナー、笑顔、サロマ、そして道マラ。
マナーについては、私がマナーについて考えるきっかけとなった事件 について、お話をさせてもらった。この事件をきっかけに、私のランニングスタイルはガラッと変わった。そればかりか、人格まで変わったような気がする。私としては本当に恥ずかしい事件だが、私とマナーについて語るとき、どうしても避けることができない事件である。この事件をきっかけに、私は日本一マナーのいいランナーになろうと誓ったというお話をさせてもらったが、まだまだその道は遠い。
ただ、道路にツバを吐かないこと、コップとスポンジはゴミ箱に捨てること、声援には「ありがとう」と応えること。この3つは今もしっかりと守っている。
笑顔については、最初のアスリートの風出演が終った脱力感の中で、愚痴をこぼしながら提唱した「東京マラソンを市民ランナーの笑顔で埋め尽くすプロジェクト」 。この日のブログに書いたことに尽きるように思う。もともと声援に応えながら走るようになってから、笑顔で走る効果を知った。笑顔で走ることで気分もハイになり、それがランナーズハイを誘発することがわかってから、私は自分のパフォーマンスを発揮するためにも笑顔で走ることを心がけていた。それがこのプロジェクトを提唱することで、ランナーと沿道が一体となって楽しめる大会づくりという夢が新たに加わってきたのだ。
むろん、このいい加減な名前のプロジェクトは、Smile Running Projectと名前を変えて、現在も多くのランナーが賛同してくれている。
あとの2つのテーマについては、今さら言うまでもないかなと思う。サロマに関して言えば、ボランティアの高校生に対する感謝。特に今年は終盤で雨が降ったため、ランナー以上に80kmエイドのスタッフは大変だったはず。そんな中でランナーのために献身的に働いてくれたボランティアの姿 。これを伝えるだけで精一杯だった。サロマの魅力は語り出したらいくらでもある。今年のサロマを振り返りたいことはたくさんある。不完全燃焼に終ってしまった（笑）。
最後のテーマは北海道マラソン。やはり時期的に、今年の北海道マラソンに向けた決意表明となってしまう。今回のリクエスト曲として選んだのは、鬼束ちひろのBeautiful Fighter。2003北海道マラソンのテーマソングである。この曲を選んだ理由はただひとつ。初心に帰るため。
このときの私は、ただひたすら中島公園のゴールを目指していた。余計なことを考えず、そのことしかなかった。その思いがあったからこそ、当時の持てる力をすべて発揮してゴールできたに違いない。しかしその後の私はどうだろう。2004年は完走したが、2005年、2006年と連続してリタイアしている。この2年間、私は2003年のような真剣さで練習をしたか？2003年のような中島公園への強い思いを持っていたか？
2003年の真摯さを思い出すことが、今年の私がやらねばならない最大の道マラ対策である。
とまあ、こんな感じで喋らせていただいたが、何ともあっという間の出来事だった。思う存分喋った・・・とは言い難いな。今回の生レポートもグルグルだったし（笑）。
なにはともあれ、2度目の招待選手も無事に終った。さて3度目はあるのかな？
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皆さんにお詫びがひとつあります。多くの人と今年のNAHAマラソン参戦を約束してきましたが、事情により出場が困難になりました。NAHAマラソンに出場するために計算していた資金を、他に回さねばならなくなり、SUNちゃんとも相談の結果、今年は断念することとしました。その代り、来年は行かせてあげるとSUNちゃんが言ってくれましたので、来年こそは行けるものと思いますが・・・。
今後、競馬で大穴を当てるなどの出来事があれば急遽参戦が決まるという可能性もないわけではありませんが、そのような事情で年内の道外遠征は難しくなりましたので、本当に申し訳ありませんが、お許しください。