HITOMI(以下H):ということで、今週は生おがまんレポートということで、ぜひぜひ、スタジオから熱いおがまんレポートをお願いします。
Ogaman(以下O):はい、わかりました。北海道マラソンといえば、市民マラソン、メガマラソン化にするという話題がですね、今年の正月の新聞から出てまして。
H:そうですよね。
O:先日の北海道マラソンの記事の中でもですね、高橋知事がそういうことに言及したというのもあったんですけども、ただね、ここでメガマラソンという前にですね、ちょっと考えてみたときに、たとえば東京マラソンはあれだけの盛り上がりを見せていますけれども、ただ単に3万人が走ればそういう盛り上がりがあるのかというと、僕は違うと思うんですよ。で、実際に第1回東京マラソンを走ってみて、雨の中だったんですけども、都民の方々の応援の雰囲気というのが、すごく異質のものっていうかな、マラソン大会っていう感じじゃなかったんですよね。
H:ということは、どういう?
O:地域のおまつりっていうような感じで、応援する人たちも楽しむ、だからあちこちでいろんな催しっていうか、踊りをやったり歌をやったり。
斉藤店長(以下S):そうだね。
O:そういうような形で、地域を挙げて楽しんで応援しているっていう、そんな感じだったんですよ。で、そうやって考えたときに北海道マラソンはどうかなって思ったら、実はそういうようなエリアがあったんですよね。
H、S:おお~。
O:それがこの平岸ですよ。
H:あ、そっかそっかそっか。
O:平岸小学校のマーチングバンドは、毎年名物ですよね。
H:そうですよね。
O:そしてそれを過ぎてきたら、今度は平岸天神太鼓ですか。それがドンドコドンドコやってて、そしてその周りの人たちの応援の仕方というのがすごくその雰囲気にも合ってて、すごく熱い応援というのがあるんですよね。
H:N社長喜びますよ~。
S:平岸はやっぱり。
H:平岸はいいと。
O:でもホントにね、僕今回走ってこの平岸のエリアというのはすごくそういうような雰囲気があるところだと思ったんです。で、ほかのところはやっぱり大勢人が出て応援してくれてはいるんだけど、そういうような乗りっていうのはまだないんですよね。部分的に見るといろんな、たとえば福祉施設の入居者の方々が車椅子に乗って応援してくれていたり、少年野球の子供たちがハイタッチを求めたり。
H:少年野球ね、ありましたありました。
O:そういうようないい雰囲気のところはあるんだけど、なんていうかそのつながりっていうものがあまりまだないんですよね。だから僕はやっぱり市民マラソン大会として盛り上げようとしたときに、ただ単純にマラソン大会を3万人の大会にするっていうだけじゃなくって、一般市民の皆さんがどうやってこのマラソン大会を楽しむことができるか。そういった部分の検討もしていかないと、僕は片手落ちだと思うんですよね。
H:そうですよね。
O:そういうものがないと、「ただ単に、なんだ、物好きなヤツが3万人も走ってるけど。」
S:寂しい。
O:「俺たちは逆に3万人も走られたら全然車は行き来できないし、こんなのはなくなった方がいい」と思われちゃったら、そこでもう終わりですよね。そうじゃなくて、せっかくだからそういうのをおまつりとしてたのしもうと。だから僕が前から言ってるのは、どうせだったらYOSAKOIと同じ日にやっちゃった方がいいんじゃないとというのは、やっぱりそういうところなんですよ。マラソンも、ただ走っている人とそれを応援する人の間に線が引かれるんじゃなくて、それをみんなで一緒に楽しむっていうね、そういう雰囲気がほしいなって思うんですよね。部分的に見るとそういう雰囲気はすごくあると思うんですよ。やっぱり観衆の人はすごく温かいし。
H:そうですね。
O:だからハイタッチを求めてくれたり、あとそれに、僕のように声援に応えると、そのあとやっぱりお返しの応援がくるんですよね。「旭川頑張れ」、「960番、頑張れ」っていうふうに、またさらに声援をもらったり、そういうような雰囲気はせっかくあるんだから、それをもっとね、地域として、北海道としてやっていきましょうよという雰囲気を、どうせであれば高橋知事の方から、そういう部分の発信もしていただきたいなというふうに思います。それとちょっと話は変わるんですけれども、さっきとーたすさんから完走報告がありましたけどね、僕、実は先週か先々週だったか、メールの中ですごく感動した部分があって。
H:はいはい。
O:というのは、彼が書いていた中で、涼しい北海道マラソンで完走したとしても、今回は涼しかったから完走したと思われるのが嫌だと。だから暑い中で完走したいっていうふうに、彼は書いてましたよね。だから僕ね、そういう熱さってすごく好きなんですよ。やっぱり皆さん今回も暑さをすごく苦にしているんだけど、そうじゃなくて、北海道マラソンは暑いんだと、北海道マラソンの市民マラソン化をしようとしたときに、4時間というステータスを守ってほしいという意見はたくさんありますよね。ところがその、暑さを守ってほしいとは誰も言わないんですよ。
S:そりゃそうだ。
O:どうせ言うなら、ただ4時間のマラソン大会をクリアしたから北海道マラソンを完走しました、どうですか、じゃなくて、暑い北海道マラソンを完走したから、だからこそ価値があるんだって、皆さん言いましょうよ、どうせだったら。
H:そうですね。でもあまり暑いと、3万人規模にした場合、当然ビギナーさんも入っちゃうので、やっぱり健康の問題はかなりあると思いますが。
O:僕は3万人にするのは大賛成なんですけれども、ただ今の時期に3万人の市民マラソンをやるというのは、僕は大反対です。これは時期を変えて。
S:絶対お水足りなくなる。
H:あとやっぱり大変な事態ということもあると思うんですよね。
O:だから絶対僕は3万人でやる(グルグル)あっ、はい、わかりました。
H:斉藤店長も生グルグルです。
O:ありがとうございます。3万人でやるとしたら時期を変えないと絶対に無理だと思います。
H:わかりました。ありがとうございます。じゃあ来週からはまた帯広からということで。
O:はい。
H:はいわかりました。じゃあぜひ来週はまた帯広からおがまんレポート、よろしくお願いします。
O:はい、わかりました。よろしくお願いします。
H:以上、大会インフォメーションでした。
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FMアップル アスリートの風は、毎週木曜日の夜20時から21時に76.5MHzで放送されている。コミュニティ放送のため聴取可能範囲は限られている(札幌市内の一部)が、インターネット放送 も行われているため、全国から聴取可能である(ADSL以上の環境と、Quick Time6が必要)。
この番組は「走る」パーソナリティ、市民ランナーのHITOMIさんが送る、札幌初の現役ランナーによるマラソン情報番組である。マラソンに関するあらゆる話題を取り上げ、毎週、各分野でマラソンに関わっている走ること大好き人間をゲストに迎えている。かくいう私も、2005年の11月に出演 して以来、準レギュラー兼旭川支部長を拝命することとなった。
2006年の2月から大会インフォメーションの中におがまんレポートのコーナーを作っていただくこととなり、最初はメールを送って読んでもらうというコーナーだったが、そのうち電話レポートをすることになった。ただ、どうしても時間が足りなくなることも多く、巻きが入ってしまうことがほとんどだ。一時は無理やり収めるように短くしようと思ったが、最近では無理に縮めることなく、HITOMIさんのグルグルを楽しんでいる。
自分としては、一リスナーとしてレポートをしていたつもりだったが、100回記念放送 の時はスタッフの一員として参加させて頂き、2006年の10月に創刊されたプログラムピックアップ誌・ピックアップル の中でもレポーターとして紹介されるようになった。第4号のピックアップル でも、ムコレンジャーが載っている。そして2007年8月16日の放送 では、家族で2度目のゲスト出演、そして2008年1月10日 には3度目のゲスト出演も果たしてしまった。
あっという間に丸2年を超えてしまったこのレポート。4月からは転勤に伴い、今度は帯広支部長として、これからも皆さんに興味を持って聴いていただけるレポートをしたいと思っているので、もしも「こんなレポートを聴いてみたい」という意見等があれば、ぜひお聞かせください。
みなさん、木曜夜はアスリートの風を是非聴いてくださいね~!