前回分は


朝の目覚め パラレル 01



朝の目覚め パラレル 02



朝の目覚め パラレル 03



朝の目覚め パラレル 04



朝の目覚め パラレル 05



朝の目覚め パラレル 06



朝の目覚め パラレル 07



朝の目覚め パラレル 08



朝の目覚め パラレル 09



朝の目覚め パラレル 10



朝の目覚め パラレル 11



朝の目覚め パラレル 12



朝の目覚め パラレル 13



朝の目覚め パラレル 14



朝の目覚め パラレル 15



朝の目覚め パラレル 16



朝の目覚め パラレル 17



朝の目覚め パラレル 18



朝の目覚め パラレル 19



朝の目覚め パラレル 20




朝の目覚め パラレル 21




朝の目覚め パラレル 22



朝の目覚め パラレル 23






で お読み下さい。








洋一の身体は 刻限状態で 絶頂の中 放出した 自らの「白いモノ」と 身体を突き抜かれて 出血した 自らの「血」に 身を汚されて 逆さづりの 状態で 地面スレスレで ユラユラと ぶら下がっていた。




薄れゆく かすかな意識の中 洋一には 化け物が 目に入った。



元は 美女の姿をしていた 化け物は 今や 見るからに 化け物そのものの姿に 変身していた。



上半身は 黒い剛毛に覆われ 下半身は ワニのような鱗状のものに覆われていた。



舌と 化け物のアソコは 恐ろしい蛇 そのものの 形を していた。



それとは別に 恐竜か トカゲのような 太くて 長い シッポを 持っていた。



口は大きく左右に裂けて 大きな牙が見えた。



顔が 比較的平面的で 人間のような形のままなので 口が裂けて 長い蛇のような舌と 長い牙が かえって恐ろしく不気味だった。



カラダは 四つ足動物のように なっていた。



全身から 強烈な 悪臭が 立ちこめていた。



背中の 翼状のものを 羽ばたかせながら ビルの壁に 突き刺した 長い爪を持った 四つ足で 器用に ビルから 地面に 降り立った。



洋一は 化け物の 恐ろしい 一物で カラダを 貫かれたままだった。




( 俺は 何故 気を失なわないんだ? 何故 死なないんだ? そもそも こいつは 何者なんだ? それしにしても臭いなあ・・・、死臭がする・・・。 俺は どうなるんだ??? )




洋一は この状態でも 死ねない自分が 不思議だった。





( 以下 次回へ)