今回はマグネシウムのお話です。

 

マグネシウムは体内の多くの代謝に関わるミネラルで、

その数は600種類ともいわれています。びっくり

 

たんぱく質合成や神経伝達、筋収縮、血圧調節、

アルコールの代謝やエネルギー産生にと

ありとあらゆる代謝に関係します。

 

マグネシウム不足のチェックリストはこちらをご参考ください。指差し

 

 

 

①アルコール類をよく飲む・タバコをよく吸う

②激しい運動が多い

③ストレス環境にある

④肩こりである・足がつりやすい

⑤疲れやすい

⑥喘息もちである

⑦便秘がち

⑧血圧が高い

⑨夜よく眠れない

 

①は飲酒や喫煙でマグネシウムを消耗するため。

尿中にミネラルが放出されたり、アルコールを分解するアセトアルデヒドの補酵素に

マグネシウムが使われることが関係します。

年末年始に消耗する方も多そうですね~ニコニコ

 

 

②は汗をかくことでのミネラルの消耗と、エネルギー産生による消費の影響です。

 

③はストレス時に分泌するホルモン、コルチゾールとアドレナリンがマグネシウムを消耗します。

 

④はマグネシウム不足で筋収縮が強まるため。

 

⑤はエネルギー(ATP)不足から

 

⑥は気管支の収縮も関係しているため。

 

⑦は腸管の収縮のため。

 

⑧は血管の平滑筋が緊張するため。

 

⑨は睡眠に関わるホルモン、メラトニンや

 リラックス物質GABAの生成に関わるため。

 

 

 

 

わー、いっぱい。

マグネシウムは本当に体中の動きに関わっているんですね~照れ

 

 

 

このほかにも神経伝達物質の代謝に関わることから、

メンタルにも影響すると言われています。

 

 

 

こんなに大切なマグネシウムの推奨量は350~500㎎ですが、

現代は平均でも250㎎ほどしかとれていないと言われています。知らんぷり

 

 

 

食品では全粒穀物、海藻、豆、種実類、干しえび、煮干し、つるむらさき、モロヘイヤなどに

多く含まれるマグネシウム。

おお、正に「まごわやさしい」ですね!

 『食事で気を付けたこと⑧「まごわやさしい」でミネラルとビタミンを摂る』ここまでごはんとおかず、スープで取り入れたことについて書いてきました。  前回までの記事 『食事で気を付けたこと⑤たんぱく質は魚がメイン』これまでお食事で控え…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

ミネラルなので吸収がしにくいのですが

食品や水からなら約50%が吸収されると言われています。

 

まずはお食事でしっかりとりたいですね~

海藻やお豆、ごま、煮干しのお味噌汁など毎日摂ってますか??指差し

 

 

 

 

サプリなら、液体タイプがおすすめです。

マグネシウムは水に溶けるとイオン化し、

腸の上皮細胞のイオンチャンネルを通って吸収されます。

 

胃酸が少なめの日本人は、予め水に溶けているタイプが吸収がよくおすすめです。

ミネラル含有量の多いにがりもいいですよ~指差し

 

 

 

 

 

 

下剤で酸化マグネシウムが処方されることからわかるように

マグネシウムは摂りすぎや高濃度で下剤様の働きをすることがあります。

 

数滴をこまめに摂るのがポイント。ウインク

 

 

 

また、経皮吸収にすぐれたミネラルのため

入浴剤や保湿剤の形もいいですね~指差し

 

 

 

 

 

疲れやすい、よく眠れない、ストレスが多い、など日々の疲れにお困りの方。

マグネシウムのお風呂は気持ちもほぐれ、とてもおすすめです。

 

 

温泉みたいにぽかぽかになりますよ~ウインク

 

年末年始に飲む予定の方もお忘れなく〜