リブログ記事(続)国立大出身 ママチャリの母は強かった❗️ドライブスルー塾と大学受験
東京の文京区に存在した名門国立東京教育大(現筑波大)出身の母ちゃんは強かった。コンビニの自動ドア対応式あいさつと同じレベルのドライブスルー塾の受付の無礼さと不遜な質問の数々、大学を志していながらベネベネ模試を年1回しか受けず、さらにMAYBEという英単語さえしらない我が子の愚かさに、昨日の晩は布団をかぶって泣いた。「息子を信じた私がバカだった。いや正確には息子はバカだ。」「TVの宣伝や合格実績の張り紙に惑わされるなんて情けない。」「あんな塾のためになけなしの定額貯金を崩さなくてよかった。」「3年連続で父ちゃんのお小遣いを減らさなくてすんだ。」そして「こうなったら私がやるしかない」と強い決意をおぼえた。振り返るに受験地獄と言われた母ちゃんたちの高校時代、大学進学塾など都会の浪人生が通う予備校だけだった。もちろん携帯もPCもなかった。そんな中、大学受験を目指した母ちゃんたちは毎日必死で学校の授業を聞き、先生が作ったわら半紙に刷った副教材をおぼえ、何時間も放課後図書館にこもり、帰り道には友と話し込み、夜は旺文社のラジオ講座を一言も漏らさない覚悟で聞いた。そんなことを思い出していたら2Fで目覚ましのアラームがなっている。いつものように「かあちゃん おっはよお 弁当のごはんおおもりでね」と携帯をみながら愚息がいうにきまっている。そうおもうとまた泣けてきた。ところが今朝は違った。息子がふすまをあけて「かあちゃん おっはよ! 昨日言うの忘れたんだけど、JAでスイカのアルバイトしていい?」母ちゃんはそれを聞いて愕然とした。そして烈火のごとく言い放った。「愚か者!」息子の手から思わず携帯が落っこちた。時計は朝の6時7分この瞬間,愚息の受験勉強がはじまった。「母は強かった!」レインボーランゲ―ジハウス 浦佐本校