地力では絶対いけないお粗末なレベルのものが、指定校推薦という高校間格差を黙認した生徒集めの手段に乗っかろうとする。
大学進学後、本試験合格組に「こんなレベルの低い人と一緒だなんて吐き気がする。情けない。」とまで思われていることさえ知らないで・・・
去年、国立に公募推薦で受かったうちの生徒が
「本試験で入ってくる生徒に馬鹿にされないように最後まで勉強をつづけます。」と推薦合格の日ににこりともせず言い切った。
その女子は、その後12月の模試でA判定をもぎとり。センターで85%を超えた。地方国立なら十分な実力を示した。
これくらいの根性をもって実力がある生徒こそ推薦合格がふさわしい。
真逆の推薦合格がはびこっているように見える。とくに今年の受験はセンター試験最後。「何とか合格をしたい。結構いいとこみたいだからあそこに入りたい。模試判定は全然だめだけれど内申はあるから・・・」
そういう生徒が今年はどんどん増えているような気がする。
情けない受験生に成り下がるんじゃない!
一体だれがどう君を推薦するんだろうか? 低レベルの高校の内申が唯一最大の条件なのか?
推薦とは「人より優れているから採用するべきだ」という意味だ。
本試験では受からないけれど推薦なら受かるかもしれないという推薦狙いでなく、堂々推薦にふさわしい自分であれ!
「私は一体これから4年間 どこで何を学びたいのか!」 原点はそこだろうな。
監督

