監督の涼しい気配り 夏季講習の1日
暑いな。連日すごい勢いでセンター対策夏期英語講習を受ける偏差緒40台の下位校の生徒達さぞ辛かろう でも必死でくらいついてくる。4日連続12時間で一冊文法問題集を全問説明し、復習を宿題として徹底させる。こっちも声がかれる。そして今日は過去問レベルで2番対策をやらせた。全員5割をこえた。信じてもらえないかもしれないが本当だ。こんなに集中してお勉強をしたことはこれまでないだろうから顔に疲れが見える。だから休憩をとった。「これから君らが口にするのは世界で2番目に高級な紅茶だ」といいながら湧水をわかせて,缶の封をきり、紅茶をいれ氷で冷やし差し出した。アイスアーモンドもそえて。「え!本当ですか?」「いい香りですね。さすがに・・」部屋中にただよう逸品の香り高級品志向の監督にふさわしい瞬間だ。そこで言った。「高級紅茶とはそういうものだ。よく覚えておきなさい。ただし賞味期限は切れている。それ!」生徒たちは吹き出した。賞味期限内だと偏差値70を出した生徒でも出さない。絶対!自分だけで飲む。 監督