E判定まみれの高校がある。多いもので50個E判定をとる。

懲りない

Eの意味が分からない

残された時間が全くないことが認識できない。

教師のチェックさえ入らない。

だから生徒も教師も、そう学校をあげてみんなで通年最後まで同じ大学を書き続ける。

無策 無知 無駄

そして無謀

こういう状態をE判定地獄に落ちた受験生と呼ぶ。

 

こういうレベルの高校生は春からずっとA判定のついているものが全国にうようよいることが実感できない。つまりパンダを見たことがないからパンダがいかに大きいか、かわいい目をしているが鋭い犬歯で竹をバリバリ貪り食うかをしらない。

周りも世間も実情も知らず調べず考えず自分だけで受験が成立していくと勘違いしている。

そういう生徒が大半だから学校全体の学力が年々劣化していく。

教科書は終わらず学年の平均は全国平均を切り、中には職員室で居眠りをして授業をすっぽかしそうになった教師までいるという。

 

昨日の夜、夏の講習初日、そこの高校生にいっておいた。

「ここまで答えられないと・・・あと5か月で国立だなんて…絶対無理。偏差値45程度の3流私立が妥当だから探せ!」

 

でも監督はわかっている。彼らは秋になっても模試の希望校欄に有名大学の名を書き続ける。そしてE判定をためる。

なぜならE判定地獄におちているから。

周りも自分もみえていないから。

こうなるともう模試業者のお得意様意外の何者でもない。

E判定地獄  おお怖(こわ)・・・

                                                       監督