㊙の話なんだが、早朝ある高校の前で登校してきたお客様をまちうける。お客様は学生証をもって列をつくる。監督とスタッフは一人一人学生証を注意深く確認しながらお客様の生徒に渡す。
何を渡すのか!?
「宅習記録ノートだ」
いまこの副業が大うけでもう数十人のお客様の宅習記録を監督とスタッフが代行して書いてる。費用は月額3890円
この高校の担任や副担任は実は監督たちが書いた宅習記録に毎日どうでもいいようなコメントを返す。ご苦労様。
傾向として3年生のお客様が多い。
理由は「もう書くことがない。もう一つは受験で忙しいから時間が惜しい。」そら,そうだろ。18歳にもなった高校生に毎日宅習記録を書かせるというその異常さに声もでない。
だから彼らの救済のために監督が毎日代わりに有料で書いてやってるのだ。
たとえば「昨日は予定の4時間を大幅に上回って朝の4時まで課題と自学をしました。少し今つかれていますがここで踏ん張ればきっと念願の進学をつかめると信じてがんばります。仲間たちがみんな毎日すごくがんばっているのを見ると××先生が日頃言われる「受験は団体戦だ。みんな頑張ろう」という意味が心の底からわかります。振り返れば2年前、0.7倍という県下有数の競争率を乗り越えてこの高校に入ってよかったとおもいます。」と、まあこんな調子だ。ウソと建前で固めるのさ。
今日から臨時休業だ。3年は長野に夏合宿にいった。まさかそこでも宅習記録を書かされるのかなあ?
監督

