私の防災・その588 熊本地震(前震)から10年&NHKスペシャル「富士山大噴火(後編)」 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その588 熊本地震(前震)から10年&NHKスペシャル「富士山大噴火(後編)」


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


今日で熊本地震の前震から10年となります。


https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015098471000


https://weathernews.jp/news/202604/130116/


地震がほぼ来ない地域と言われていた熊本で起きた震度7の地震は、日本に住む以上は何処にいても大きな地震に襲われる可能性があることを肝に銘じておかなければならないことを教えてくれたと思います。

更にそれ迄は大きな地震の後は多少強めの余震が起きても最初の地震を超える強さの揺れは起きないと思われていた常識を覆し、日付で言うと2日後ですが実際にはほぼ翌日、再び震度7の地震、本震が起きました。


阪神・淡路大震災の時も地震が殆ど起きないと思われていた地域だった事を思うと、
やはり地震大国日本に住む以上地震への備えは全ての人がしておくべき事です。

その時死なない為の
  • 住宅の耐震化
  • 家具の固定
  • 逃げ道確保
その後を生き延びるための
  • 防災ポーチやボトル等の安全な場所にたどり着くまでの普段持ち歩く備え
  • 非常持ち出しリュック等の緊急避難の備え
  • ライフラインや交通インフラ&物流などが回復する迄の在宅避難の備え
自分達だけでは困難な状況の時に
  • 助け合える人達との良好な関係構築
等々、今から出来ることはたくさんあります。

非常時には「これが必要」「あれが欲しい」と思っても手に入らない状況になります。

大きな災害が起きると店頭からもネット通販サイトからも一斉に物が消えますよね?

コロナ禍のトイレットペーパーやマスク等もそうでした。

災害時に必要だと思うものは日頃から備えておくのが一番❗

そして、一昨日の夜に後編が放送されたNHKスペシャル「富士山大噴火(後編)」ご覧になったでしょうか。


前編を紹介した記事下矢印


火山灰が降っている間は自宅に閉じ籠る生活を余儀なくされます下矢印

https://www.web.nhk/tv/an/special/pl/series-tep-2NY2QQLPM3/ep/8ZPMMKV3VY


見逃した方は再放送もNHKONEでの見逃し配信もありますのでそちらをどうぞ。

噴火時点の風向きや噴火の規模、噴火のタイプに寄って被害を受ける地域も規模も変わりますが、江戸時代の噴火のように2週間降灰が続いた場合、今自宅にある物だけで乗りきれますか?

大規模停電が起き、断水も起き、通信障害も起きた状態で生活することイメージできますか?

特には生きていくのに欠かせません。

一般的な防災備蓄の3日分(一人当たり9L)では足りるわけがない。

しかもこれは飲食用のみの計算です。

食事に使った食器や調理器具、火山灰まみれになった顔や手足、洋服類を洗うのも最低限にしなければならないでしょう。

断水の備えしてますか❓

関連過去記事下矢印
大規模な降灰が起きると太陽光発電も使えなくなると思われます。

強い味方の蓄電池やモバイルバッテリー、ドラマにも出てきた電気自動車だって、充電を使いきった後に充電できなければただの箱です。

災害拠点病院などに設置されている非常用発電機ですら細かな火山灰を吸い込んでしまうと使えなくなる可能性があるそうです。

今後メーカーが火山灰にも対応できるように改良していくそうです。

何だかんだ言っても個人で備えられて一番頼れるのは乾電池と乾電池対応の機器かもしれませんね。

停電した時の備えはしていますか?

特に医療的ケアを受けている方々は
乾電池式の機器やバッテリー、手動で代用できる手段
を確保する必要があります。

充電池&乾電池対応の携帯吸引器を紹介した過去記事下矢印

今回のNHKスペシャルの様に首都圏に長期間の降灰被害が出た場合、一番怖いのは首都機能つまり国の司令塔が機能しなくなることです。

熊本地震にしろ阪神・淡路大震災にしろ東日本大震災にしろ、これ迄の大規模災害では首都機能は影響を受けず即座に災害対応に動き出せました。

ですが、首都機能が停止したら司令塔として機能するまでに時間がかかる可能性があります。

と言うことは自分達で何とか耐えなければならない期間が長引く可能性があるのです。

3日分の備蓄なんて最低限の最低限でしかない❗
それすらしていないなんて言語道断❗

それから、今回のNHKスペシャルでは結局触れていませんでしたが、首都圏に降灰被害が出た場合、都内で働いている人達や観光客の殆どが帰宅困難者になります。

ドラマの主人公が配送業従事者&休暇中と言う設定だったのもこの帰宅困難者問題を描くにはまだまだ検証が足りていないと言うことなのかなと思ったり思わなかったり。

鉄道はレールに灰が積もると運行停止となります。

https://www.fujisan-kouhai.metro.tokyo.lg.jp/damage/


おそらく富士山が噴火したとの情報が出たらその時点で安全確保のために運行を停止するのではないかと思われます。

一番危険なのは停めるタイミングを間違えて走行中の列車が事故を起こすことでしょうから。

鉄道で通勤している場合、富士山が噴火したら即座に帰宅困難者になると考えなければならないでしょう。

帰宅困難者への備えも進み始めたとは言え、基本的には大規模地震の時の一時避難としての備えのはずです。

地震ならばレール等に大きな被害がなく、安全確保出来れば運行開始できますが、降灰が続く場合は無理でしょう。

長期に渡り鉄道の運行が停止した時には帰宅困難者はどの様に対処すれば良いのでしょうか。

また、子どもが保育園や学校、塾や習い事、福祉事業所などに通っていて両親が都内で働いている共働き世帯の場合、子どものもとへ駆けつけたくても帰宅の足が奪われるのです。


両親ともに長期間帰宅できない場合に子ども達の安全は誰がどう守るのか、こちらも考えなければならないと思います。

  • 保育園や学校、福祉事業所をそのまま避難所とするのか
  • その場合に必要なだけの備蓄はあるのか
  • 子ども達の世話は誰が行うのか
  • 人では足りるのか
  • 誰が責任を持つのか

既に火山灰の予測情報をもとにした鉄道の計画運休などの議論も始まっています下矢印
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015080551000


在宅ワークが可能な場合は噴火の予兆に合わせて在宅ワークへ切り替える等の対応も求められるでしょう。

在宅ワークが難しい職種でどう対応するのかも難しい課題です。

降灰が続く中での徒歩での帰宅は推奨できないと思いますが、だからと言って降灰が止むまで帰宅困難者を留めておくのも現実的ではないでしょう。

公共交通機関が使えなくなった時にどうやって子どものもとへ親を帰すのか、一刻も早く具体策を検討してもらいたいですね。

個人の力ではどうにもなら無い部分はありますが、子どもと合流して帰宅さえ出来れば何とか出来ると思える備えだけはしておきたいところです。

必死の思いで帰宅してもそこで生活が出来ない状況では大切な家族を守れません。

何があっても大切な家族を守れると言える家にしておきませんか。

余談ですが、家族を守ると言う点で、前回の記事、興味を持ってくださった方々ありがとうございます。

番組の最後の視聴者のコメントで家族が自由が欲しくて障害者の居場所作りを求めている様に聞こえると言うものがありました。

ですが、家族としては障害者本人の幸せを守るのは大前提で当たり前過ぎて他の人もそれを理解した上で観てくれていると思ってしまっているのだと思います。

自分達な自由時間だけが確保できれば良いのならそれこそ障害者本人を監禁したり、相性の悪い施設に強引に押し込んでも良いわけです。

そうではなくて障害者も家族も周囲の人達もより良い生活を送れるようにしたいからこその苦悩なのだとご理解いただければ幸いです。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


私と家族の被災体験(阪神・淡路大震災・東日本大震災・台風15号)


東日本大震災から10年のまとめはこちら➡

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