私の防災・その539 冬の夜 安全に避難するには | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その539 冬の夜 安全に避難するには


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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます


昨夜青森県で起きた震度6強の地震と津波による被害の詳細が朝になって確認され始めましたね。


津波の高さは70cmでおさまったようで、大きな被害に繋がらずに済んだことは幸いでした。


また、今回の地震により「北海道・三陸沖後発地震注意情報」も発表されました。


https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014997831000


2022年に運用開始されてから始めての発表で今回は太平洋側を中心とした北海道と青森県、岩手県と宮城県、福島県それに茨城県と千葉県のあわせて182市町村が該当します。


ですが、その地域の人達だけでなく全ての人が日頃から備えておかねばならないことには変わりありません。


今回改めて冬の夜の地震の厄介なところが浮き彫りになった様に感じます。


上矢印以前もこちらで冬の夜に避難するケースについて書いていますが、今回のことを受けてもう一度見直してみました。


被る部分もありますが、復習予て書いてみます。


まず、今回のように夜の11時過ぎという時間帯、子どもたちを始めとして既に寝床に入って眠りについていた方々も多かったことでしょう。


1・寝室の安全確保は最優先❗


寝ている場所に

  • 倒れてくる家具
  • 落ちてくる危険物や重たいもの
  • 割れやすいもの

絶対にNGです。


寝ている時は人は誰でも完全に無防備になりますから、大きな揺れに対して身構えることも困難です。


寝室は安心して眠れる場所にしておかなければなりません。


2・灯りの確保


大きな地震が起きればで停電することもあるでしょう。


また、最近は大きな揺れを感知すると同時にブレーカーを落とす感震ブレーカーを設置しているご家庭も増えています。


感震ブレーカーをつけていると「大きな揺れ=停電」です。


避難するにしろ自宅で過ごすにしろ真っ暗なままでは何も出来ません。


我が家ではリビングは勿論、各部屋と洗面脱衣所に停電時自動点灯コンセントライトをつけています。


他にもベッドの中から手を伸ばせば届く場所にラジオ付き懐中電灯🔦を常備。


ランタン(ソーラー充電式も乾電池式も)や簡易なプッシュライトも多数揃えてます。


避難する時に備えてヘルメットにはヘッドライト。


足元を照らせるようにネックライトも。


ブレーカーの場所も把握していますか?


地震による停電なのか単に感震ブレーカーが落ちたのか確認できるようにしておいてくださいね。


3・靴(スリッパ等)


大きな揺れで室内の物が落ちたり飛んだり倒れたりすると寝起きの裸足で歩き回るのは危険です。


我が家では枕元に踏み抜き防止スリッパ(防災スリッパ)を常備してます。


もえもえ用のは踵にゴムがついた脱げにくいタイプ


外に避難する時には玄関先で歩きやすい靴に履き替える予定で、靴にも踏み抜き防止インソールを入れてあります。


4・寝場所から玄関までの避難通路確保


緊急避難する時に暗い室内を玄関先まで安全に辿り着くには日頃から寝室~廊下(階段)~玄関の避難通路に余計なものを置かないことが大事です。


特に階段に物が落ちたり倒れたりしていたらスムーズな避難が出来ません。


5・防寒着


上矢印こちらでも書きましたが、冬の災害は寒さとの戦いでもあります。

避難しないまでも暖房なしで過ごさなくてはいけなくなる可能性もありますから、やはり防寒着は必須ですよね。

特に今回のように緊急で避難しなければならなくなった時にパジャマ1枚ではどうにもなりません。

起きたらすぐに着替えられる用意をしていますか?

我が家では翌日の着替えをひとまとめにして持ち手付きの籠に入れてあります。

また、外出用の防寒着は玄関先に掛けてありますので避難する時には玄関先で羽織って出ることが出来ます。

また、濡れてしまった場合、そのままでは体温を奪われてしまいますので出来るだけ濡らさない用にレインウェアを用意したいですね。

6・非常持ち出しリュック(防災リュック)

我が家の非常持ち出しリュック(防災リュック)は個人別に用意してヘルメットと一緒に玄関収納に入れてあります。

先日、中身も冬用に入れ替えてあります。

使い捨てカイロ火を使わない加熱調理グッズ等は冬の避難には必須ですよね。

避難先で冷たい床の上で過ごすことを避けるためにもエアーマット等冷気を遮断できる敷物も必ず入れて欲しいと思います。

防寒用のアルミシート(アルミブランケット)はコンパクトで暖かいのでこれも是非!

でもアルミシートはシャカシャカ音が気になるという声も多いので、出来れば静音タイプの物を選ぶ方が良いと思います。

避難所では靴を脱がなければならないことも多いですから防寒&衛生対策にスリッパも入れておきたいですね。

また、防寒着のところでも書きましたが、万が一濡れてしまった時にそのままでは体温を奪われてしまいますので、せめて靴下や肌着だけでも着替えを入れておきたいところです。

非常持ち出しリュック(防災リュック)の容量は限られていますから、優先順位を考えてコンパクトな物を選ぶのも良いと思います。

上矢印上段は男女兼用Tシャツ&靴下&ショーツ(ボクサーパンツ)のセット
下段は圧縮タイプの靴下とショーツ


7・避難の前に火災予防(火の元の始末&ブレーカー)


東北や北海道の冬ですから暖房も灯油等火を使う物がメインだと思います。


冬の火事は簡単に大規模火災に繋がる可能性がありますから、津波警報が出されて緊急避難するにしても火の元の始末は必要でしょう。


灯油ストーブ等を使っていなくても気を付けなければならないのが「通電火災」です。


揺れでコードが断線したり電機機器が故障したりして停電から復旧した時に火が出て起きる火事のことです。


避難する時にはブレーカーを落とすことをお忘れなく❗


8・避難場所と避難経路の把握


「今すぐに避難して❗」と言われた時にすぐに「あそこに逃げよう❗」と言える場所はありますか?

避難場所までどうやって&どこを通って逃げるか想定できていますか?

自宅が災害時にどのくらい危険なのかハザードマップで確認してますよね❓


津波からの避難は徒歩が原則です。

勿論車でなければ避難できない方もいらっしゃいますから絶対に駄目だとは言えませんが、出来るだけ徒歩で避難できる場所を確認しておくことをお勧めします。

多くの人が車での避難を選択すると高台に繋がる道路が渋滞して結果的に避難できない状況になりかねません。

車でなければ避難できない人のためにも徒歩避難を選択できる方はしていただきたいです。

今回の地震では道路陥没も起きて車が落ちて乗っていた方が怪我をしたという報道もあります。

道路陥没にしろ家屋や塀の倒壊などが起きた場合、徒歩なら一歩先に危険があればとっさに回避したり立ち止まることも出来ますが、車で夜間視界の悪い状況では気付いた時には落ちているもしくは突っ込んでしまうと言うこともあると思います。

9・避難行動要支援者の避難

車での避難しか選択できない方としては足腰が弱った高齢者や障害児者、医療的ケア児者などが上げられます。

自力での避難が困難な避難行動要支援者、皆さんの回りにはいらっしゃいませんか?

津波からの避難の原則はまずは自力で避難して安全確保をする「津波てんでんこ」です。

東日本大震災の時には要支援者の避難を助けに向かった方も命を落とすと言ったケースもありました。

支援する側も優先すべきは自分自身の安全確保。

ですが、支援がなければ避難することが困難な人を見捨てることもまた違うと思いませんか。

避難行動要支援者の方は出来るだけ支援者に頼らずに済む備えをしてください。

  • 自分達の住む家、特に寝室は安全な場所にすること
  • 屋外への避難がスムーズに出来る動線を確保すること
  • 避難する時に必要な物品をすぐに持ち出せるようにしておくこと
  • 自宅周辺に気軽に助けを求められる知り合いを作っておくこと
出来ていますか❓

自分達で出来ることと支援が必要な部分をしっかりと分けて考えてみませんか。

例えば
「車に荷物を積む手伝いだけお願いします」
「車椅子は家族で押すのでどうしても必要な荷物だけ持って一緒に避難していただけませんか」
などと限定しての依頼ならば
障害や医療的ケアの知識がない人でも手を貸すことが出来ます。

またご自身やご家族は健常者だけど近くに避難行動要支援者がいらっしゃる場合、余裕があれば&出来る範囲で結構です。

少しだけ避難の手助けをお願いできませんか❓

先にも書きましたが、津波からの避難の原則は「津波てんでんこ」です。

自分達の安全確保を最優先にして、それでも出来そうだと感じた部分だけで結構です。

情報が入りにくい聴覚障がいや視覚障がいがある人に情報提供や避難の呼び掛けをしてくださるだけでも大きな力になります。

自分と大切な家族を守る備えと一人でも多くの人が助かるために出来ること、今のうちに考えてみませんか。


非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。


私と家族の被災体験(阪神・淡路大震災・東日本大震災・台風15号)


東日本大震災から10年のまとめはこちら➡

阪神・淡路大震災から30年のまとめはこちら➡


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災害弱者の備えと医療的ケア児者の避難実例まとめはこちら➡

 

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