
私の防災・その296 冬の夜間の地震、緊急避難できる?
昨晩、北海道で震度5弱の地震が起きましたね。
首都圏の我が家でも動いていたらわからない程の小さな揺れを感じました。
今回は津波の心配が無かったのでほぼ緊急避難の必要はありませんでしたが、津波で浸水する地域に住んでいる方々は大きな地震が起きたらすぐに避難できるようにしておかなければならないですよね。
冬の夜間の地震と言うのは一番避難しにくいシチュエーションだと思います。
北海道等積雪の多い地域なら尚更困難ですよね。
雪の多い地域に住んだことが無いので、あくまでも私の場合ですが、こんな感じで備えてます。
就寝中ならまずは温かい服装に着替えるか、せめて防寒着を着込んでからでなければ外に出ることすら出来ません。
もしも停電していたら、真っ暗な中で行動しなくてはなりませんが、灯りの備えは大丈夫ですか?
我が家はリビング、寝室、洗面脱衣所に停電時自動点灯するコンセントライトを設置していますし、ベッドから横になったままでも手が届く場所に防災スリッパとホイッスルと非常用ラジオライトを下げてあります。
地震の揺れでは外れないけど人の手なら簡単にとれる様に工夫してます。
この三点セットに加えて寝巻きの上に羽織れる着る毛布や半纏等を各々のベッドのそばに置いてます。
翌日着る予定の服一揃いは持ち手つきのかごに纏めて入れてあるので、場合によってはかごごと持ち出せば着替えに困ることも有りません。
ヘルメットや非常持ち出しリュックも家族各々に準備して玄関収納にいれてますし、各々の寝室から玄関までの経路には何も置かず、スムーズに玄関に辿り着ける様にしてます。
非常持ち出しリュックには寒さ対策で冬場は使い捨てカイロを多めに入れてます。
ヘッドライトはヘルメットに装着済みですし、ネックライトも有りますので、もえもえの手を牽いて避難することも出来ると思います。
一番避難しにくいシチュエーションでどの様に避難するか具体的に考えておくと避難のハードルがぐっと下がると思います。
冬の夜間の緊急避難、出来るようにしておいてくださいね。
トルコ・シリア大地震の死者は五万人を超えています。
この地震も多くの人が寝ている暗い時間帯に起きました。
亡くなられた方の多くは耐震基準を満たしていない建物が一瞬で崩れてしまって避難する余裕すら無かったわけですが、日本の様な防災教育がされておらず「自助」と言う言葉すら知られていなかった現地では無事だった方々も着の身着のまま何も持たずに逃げるしか無かったわけです。
地震で自分達の住む建物が倒壊するなどあり得ないと思っていれば当然備える意識など生まれる筈もない。
でも、日本に住む人達は地震は起きるものと知っているのですから、備えることが出来るはずです。
耐震基準を満たした自宅に住んで
家具の固定やガラスの破損防止等の室内の揺れ対策をして
緊急避難の為の非常持ち出しリュックの準備をして
ライフラインが止まっても在宅避難出来る様に備える
日本では必要な情報もノウハウも調べれば手に入るのですから、ご自身と大事な家族のために出来ることをしておいて欲しいと思います。
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非常時の備えしてくださいね![]()
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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