今年の大豆はへそまがり栽培法なる育て方をしています。
大豆が発根したら日光に当て、覆土して摘心と断根をして収穫量を増やす「へそまがり栽培法」というもの。
▼詳しくはこちら。
限られた面積で収穫量が増えれば味噌作りのほか、豆腐作りに納豆作りに枝豆も楽しめます。
今までのような米麹が主体の味噌ではなく、豆味噌だって作れます。
めっちゃ楽しみです♪
しかし、初めてやってみる栽培方法ですので、うまくのかどうか心配。
▼大豆の生命力はすごくって、根がなくても思いの外良い感じに育っています。
2段階に分けて種まきしましたが、これは最初のもの。
1本の主幹をちょんぎると二葉の付け根から2本の脇芽が元気に伸びて良い感じです♪
これで収穫量倍増♪になりますように。^^
▼ん?よく見るとさらに脇芽が出ています。
こういうのってちょん切る方が良いのかな?
どうすれば良いんだろうか?
そして、今後のためにこんな実験をしてみました。
▼断根・摘心した後のポットへの植え付け深さによってどんな違いが出るのかという実験。
深く植えると生育が悪く、植え付けが浅いと生育が良いのがわかります。
中間の植え付け深さのものは生育も中間です。
なぜこのような現象が起こるんだろうか?
深く植えたものは茎から根っこをたくさん生やすことにエネルギーを使っているから?
それとも、単に茎を埋めると大豆は不機嫌になるんだろうか?
そんなことを考えながら育苗・観察しているととてもワクワクして楽しくなります。
▼他にはこんな発見をしました。
双葉が片方取れてしまった苗なんですが・・・
双葉が付いている側よりも、取れてしまった側の脇芽の方が生育が良いんです。
▼この苗も同じように双葉が取れてしまった側が生育が良いです。
なぜなんだろうか?
双葉の中にあるエネルギーって双葉の反対位置の脇芽に栄養が送られているってこと?
▼そう思う理由はこれです。
どっちの双葉もないと本当に脇芽が伸びてきませんから・・・
この摘心と断根をする栽培法は大豆以外の作物でも応用可能でした。
▼スイートバジルでも摘心と断根をしてみましたが、かなり良い感じです。
小さなプランターで栽培しても収穫量を落とさず、草丈を低くして倒れにくく栽培できます。
バジルだけでなく、シソ科作物全般にも利用できそうですね。
さて、そろそろ大豆の定植を開始しなければ・・・。