大抵の稲作は育苗してから田植えをします。
人によっては田植え直前に苗箱に農薬を撒いて病気や害虫予防することもあるようです。
私は使ったことがありませんが粒剤のようです。
その粒剤と間違って除草剤をうっかり苗箱に撒いてしまった人がいました。
田植え直後からあれよあれよという間にその除草剤を撒かれた稲苗は枯れて消え去ってしまいました。
ここまで酷いと苗を買ってきて植え直すのかな?と、思っていましたがそのまま育てられていました。
▼それからしばらく経った状態がこれ。
本当にこれで大丈夫なんだろうか?
もしかして、昨年のお米が余っているとかでお米がそんなに必要ないのだろうか?
▼田植えはこのように条間疎植をする場合もあります。
が、ご近所の田んぼはそこからさらに欠株が出ていてスカスカです。
今後どうなるのかな?と、とても楽しみにしていました。
▼するとこんなになりました!
もう、パッと見は違和感のないごく普通の田んぼ。
よく見ると1株1株がとても茎数が多いです。
収穫量はおそらく私の普通に植えて少ししか肥料を与えていない「きぬむすめ」よりも多いかも?
「稲の分蘖力」というよりも「稲の増殖力」という言葉がぴったりのこの田んぼの観察結果でした。