「ブログ休止」って、再開できるように
なるまで、の意図で書きましたが、
闘病ジャンル、特に癌のブログでは、
別の意味に捉える方々や、休止って書いた
のに、「休止」していない
(批判者たちの望むように、望む期間、
永久にかな?)
ことについても誤解を招いたようであり、
さらに最近でも、この記事へのアクセス数が
とても多かったので、別のタイトルに
しました。(2019/12/31 紫字追記)
ーーー
休止のご連絡後に、コメント対応と
追加のリブログ、転載させていただいてきた
梅澤先生の記事の発信
(最後に私の気持ちと、梅澤先生への感謝の心で
がんワクチンの記事も投稿しました
望んでいる声もあったので)
をしたために、
新たに読者登録申請していただいたりして
おりますので、こちらを最新記事として
再投稿させていただきます。
ーーーーー
暫く、ブログを休止いたします。
私がブログで綴ってきた心は
・玉石混交の情報に流されて、後悔する
選択をしないで!
自分でよく考えて後悔しない選択を!
※標準治療を知った上で選択しよう!
「乳癌診療ガイドライン」の要約に、
私が受けたHER2タイプステージ3Cの
MAX標準治療の経験を補記。
(大きい病院であれば、大差ない)
「乳癌検診・治療基礎知識」テーマ内の記事
・医師との信頼関係が大切!
(医師の説明責任と患者の自己責任
本来のインフォームドコンセント)
患者の「生きる力」が大切!
への信頼』
・「治療のために生きる」ではなく
生きるための治療(無治療)
(高野先生)
や、
梅澤先生のブログ転記記事
※他にも記事を選りすぐって抜粋しています、
ご覧下さい。
や、
【追記】』
で批判を浴び炎上したのがブログ世界の
現実であった。
逆に、この状態(治したい)で自由診療禁止は、
ステージ4患者に厳しいよね、
と私は感じてます。
かといって怪しい治療に騙される人も
多そうですし。
(私自身は、もはや、どちらも無関係ですけど)
・あなたの考えはあなたの考え
私の考えは私の考え
治療法や癌との向き合い方は人それぞれ
認め合い、励まし合えたらいいね
(私のブログは私の考えで書きます
ただし、医学的に根拠のないことは
書いていません)
「命・医療・治療選択(私の場合)」テーマ
「命・医療・治療選択(共感)」テーマ
「乳癌患者の素敵な生き様」テーマ
「乳癌ブロ友応援・祈り」テーマ
副作用対策などのテーマ
※私も、梅澤先生じゃないけど、
私の心に正直に書いてきており、
書いてきたことに、これっぽっちも嘘はないです。
(気を使って書かないことはあっても)
・アテゾリズマブ治験参加者、すののさん
からの、ご自分の治療状況の情報提供
「アテゾリズマブ治験事例」テーマ
その他、私自身は直接恩恵を受けるわけで
なくても、経験上の思いから、
喜ばしいと期待する新薬等情報
「新薬開発情報等」テーマ
パージェタ追加される流れ』(岩田医師)
(岩田医師)
いくつものことを織り混ぜたために
なかなか、通じなかったかな、
難しかったです。
今の結果は、
応援して下さった方々の温かい
コメントや、いいね、は嬉しく感じ、
よいこともありました。
リブログご了解、ご協力下さった皆様にも
心より感謝しています。
※私は、実は、リケジョ教科書的ブログは
成り行きで
(ブログを休もうかな、と思う度に、
応援のコメントやメッセージをして
下さる方が多かったので続けましたが)
リブログ記事が一番 、楽しかったかな…
ありがとうございました。
PS.
テーマ別に、分類整理してあり、
お役立ち情報もあるかと思いますので、
過去記事から必要なものをご参照ください。
・nonokoさんシリーズの第2段
ドセ+ハー 実況、
・Konarimoちゃんの術後お役立ち情報
・くろまめさんのドセ副作用対策
・以前、本ブログで呼び掛けて、
いくちゃんブログに、皆様から
いただき、まとめると言っていた、
ドセ副作用と対策の声まとめ
・ハーセプチン+パージェタ+ドセや
カドサイラの副作用状況・対策の追加
などは、
ブログがトラブり過ぎて、間に合いません
でした、ごめんなさい。
直接、nonokoさんのブログ(今、治療中です)
Konarimoちゃんブログ、muminさん、
トロイさん、みんこふさんブログなどを
ご訪問下さい。
ハーセプチン+パージェタ+ハラヴェンは
まめ太さんブログなとをご訪問下さい。
アバスチン+タキソール(+酵素風呂)
ころくさんブログなどをご訪問下さい。
イブランスはみかんさんブログを
ご訪問下さい。
アテゾリズマブ治験参加者、すののさん
のコメント記事は、お役に立つなら
ご自由にお使いください、
との、すののさんからのコメントを
いただいております。
ーーーーー
自分の記録と
アメンバー限定で書きたいことを
書くかもしれませんが…
(アメンバー限定は、当面、交流のあった
方のみとさせていただきます。)
※コメント・メッセージ交流のあった方以外からの
無益なコメントは削除させていただきます。
※ブログ休止しても、アテゾリズマブ治験参加者
すののさんからのコメントはお待ちしてます!
(書いておけばよかった、反省… )
すののさん記事のリンク追加しました 1/28
※主要な記事へのリンクを貼っておきました、
以上で休止します
※ テーマを「始めにより移動old」➡「ご批判コメント回答・対応」に移動(8/18)
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まだ、最近でもアクセス数が多いので、
この記事だけお読みになる方が
新薬の動向を誤解するといけないので
念のため補記します。
がん治療の医薬、特に、予後の悪いと
言われている乳癌に対する医薬は
日進月歩で進歩しています。
昨年12月のサンアントニオ乳癌シンポジウム
で、予後の悪いHER2陽性、トリネガが
pCRしたら予後がよいとのメタ解析結果が
発表され、
pCRしなかった患者(予後が悪い)への
術後補助療法の追加までは、
漕ぎ着いたようですので、
特に予後の悪いと推測される患者群の
術前化学療法のあり様は、
さらなる個別化
(ホルモン受容体やHER2タンパク以外の
ターゲット因子の発見・治療開発)
の進化とともに、
進化していくのではなかろうか、
と期待します。
ーーー
▼術前化学療法のパージェタは
欧米から約5年のドラッグラグを経て、
術後補助化学療法
(こちらはドラッグラグは約1年、
劇的に短縮した)
とともに、
昨年、2018年10月10日に認可されました。
▼ トリネガへの
免疫チェックポイント阻害薬
アテゾリズマブ (テセントリク)
の適応拡大では、
手術不能な局所進行 (ステージ3B、3C)
も含んで認可されました。
(私がパージェタやテセントリクを
今から再発転移リスク軽減のために
使えるわけじゃないですが、
~私が次に乳癌治療するのは、
転移後の治療になるわけで、
この問題は私自身の問題ではないので。
それであっても、
同病、同ステージの後輩患者さんたちの
ために、そして医療の進歩そのものが、
タチの悪いHER2タイプ乳癌の一罹患者
として、喜ばし嬉しく感じています。)
ーーー
▼そして、2014年当時、
日本は臨床試験に参加しておらず、
私が悔しい思いをした、
KATHERINE(術前化学療法でpCRしなかった
患者の術後療法にカドサイラを追加する)
の臨床試験中間解析結果が出て、
2018年12月のサンアントニオで発表され
▼2019年3月のザンクトガレンで
HER2、トリネガは
術前化学療法がより推奨され
pCRしなかった場合、
HER2陽性の場合はカドサイラ、
トリネガの場合はゼローダの追加が
(患者集団では)予後を改善する
臨床試験結果に基づき、
推奨される流れになっています。
▼日本でも、8/30に中外さんが
薬事承認の申請をして下さっています。
ーーー
因みに
▼私が初期治療(術前化学療法)をした
2014年当時でも、
転移性乳癌(ステージ4)には
パージェタは認可されていました。
▼ステージ4でも寛解(根治かもしれない)例
が出始めていることは、
その後発信した記事で、
折に触れて挟んできました。
▼2019/9月のESMOでは、国内での
同様試験COMACHでも有効性が再確認
されたことが発表されました。
ーーー
CLEOPATRA、COMACH、APHINITY、
そして、MARIANNE、ALTTOなどの
臨床試験結果から
▼HER2陽性では、
ステージ3(まで)
・術前化学療法
アンスラサイクリンおよび
ドセタキセル+ハーセプチン+パージェタ
⇒術後補助療法
ハーセプチン+パージェタ
ステージ4
・1stライン
ドセタキセル(6回まで)
+ハーセプチン+パージェタ
が現在のゴールドスタンダード
となっており、
ステージ4
・2ndライン カドサイラ
がスタンダードとなっています。
さらに、上述の流れで、
ステージ3(まで)の
術前化学療法でpCRしなかった患者は
術後補助療法にカドサイラを追加する
方向に大きく動いています。
ーーー
そして、現在進行中で
▼HER陽性3rdラインの治療選択と効果の
臨床研究が進められています。
▼私は術前化学療法のハーセプチン+ドセで
腫瘍はほとんど縮小せず、pCRしなかった
けれど、
HER2発現は強陽性3+→陽性2+(FISH陽性)
になっていました。
ハーセプチンは役目を果たしてくれた
可能性が高いのだと思います。
でもHER2発現していない癌が残った、、
だから、HER2低発現でも効果が出ている
1相、2相の臨床試験結果が出ていた
DS-8201(カドサイラと同様、ハーセプチン
のバイオシミラーに殺細胞性抗がん剤を
くっつけた抗体薬物複合体ADC)が
私の遺残癌 (手術で取り除きましたが、
全身に流れていた微小転移が撲滅できて
いない可能性は高く、ホルモン受容体ゼロ
の私のHER2発現していない癌細胞は
トリネガだったので…)のような癌細胞を
抱えた、より多くのHER2発現患者に
効く可能性を秘めている、
と期待しています。
HER2陽性(今までの基準と同一)患者には、
先日、薬事申請がされています。
HER低発現患者の第3相臨床試験も
今年(2019年)1月から始まっています。
全員(ないし、ほとんどの)乳癌患者を
治せる治療は、
残念ながら、まだありません。
だから、医学界、医薬界が研究を進めて
下さっていて、
臨床試験の結果が出ると、
それを反映して
標準ガイドラインも進化するし、
新薬は保険診療として認可されていきます。
※私は中外製薬の回し者ではありませんが
HER2タイプ
(トリネガ再発転移の可能性あり)
乳癌罹患者としてハーセプチンの
恩恵にあずかり、
再発転移したらお世話になるであろう
パージェタ、アテゾリズマブを
次々開発し、治療を受けられるよう
認可申請、認可にこぎつけて下さった
ロシュ/中外製薬さんに感謝し、
今後の研究開発にも期待しています。
DS-8201の第一三共さんにも
期待しています。
(2019/12/31 紫字追記)