3ヶ月ぶりのBlog更新となってしまいます。2007年1月のBlog開設以来、最長の未更新期間となってしまいました。
これまでは、2ヶ月空けてしまったことはあったのですが・・・もう、さすがに正直に告白した方がいいかと。
本Blogは、「完全に不定期更新」となります。
というのも、借りるレンタカー車両が・・・ものすごく固定化されるようになってきました。Covid-19以降の世界において。
新しい車両に乗っていれば、ネタもあるのですが・・・もう、本当に「レンタカー会社に並んでいる車が、更新されることが本当に稀」な状況。
あ、正確には、「車両個体は入れ替わっている。同じ車名、同じ形式のままで」という状況です。
日本車のフルモデルチェンジ時期が非常に長くなっていることと関係しているというか。
このBlogも一時期は、外車を借りていた時期があったのですが・・・Covid-19以降、各レンタカー会社に外車が入ってくることがほぼ無くなりました。
まあ、外車については・・・各店舗が色々と手間がかかっている実態がわかってしまったというか・・・「アメリカの車を買ってくれない。」とか叫ぶ"白いズラのおっさん"がいるようですが、無理です。
折衷案は、海外製造の日本メーカ製を日本に入れる形で台数を水増しすることかと。
あ、で、「Blog更新不定期化」発表の今回のネタは・・・捻り出しましたよ。「レンタカー費用」に関わる記事です。
数年前に「俺、1年間に使っているレンタカー代っていくらなんだろう。」と思い、記事にしたことがありました。
年間60万円ほど使用していることがわかった記事なのですが、今回は、「同じ車を借り続けていて、この10年以上の間にレンタカー価格って変わったのだろうか?」という、ふとした疑問から記事にしてみます。
Numbersを立ち上げて、過去の記録を遡ると・・・2011年1月から「記録を残そう」と決意したみたいですね。
初回のデータは、VITZでした。
様々な車種の記録が残っているのですが、その中でも「たくさん借りた」車両の記録を追いかけると、「レンタカー単価の推移」がわかりそうです。
データの抽出方法のルールを定めると
・同じ車名あるいは、その直系後継者種を含めて、”たくさん借りた”車種のデータを抽出("たくさん借りた"の定義は、10回以上・・・ぐらいですかね。感覚です。この辺りは)
・レンタカー費用は、当然"借りる時間の長さ”で変わってしまうので、「明確に12時間借り出し」契約をしたことがわかっている記録のみ抽出
・レンタカー本体&保険費用込みの価格
としています。保険費用は、私の場合、「全部の保険オプションに必ず加入」していました。
・乗り捨て費用は無し。(確か、一度も利用したことがなかった・・・かと思います。)
・ハイブリッドとガソリン車、あるいは、ディーゼル車がある車種は、「ガソリン車」のみのデータとする。
では、記念すべき第一回の記録を持っていたVitzとその後継車種であるヤリスの記録を確認すると・・・
上下はしますが(借りるレンタカー会社はバラバラなので)、2011年頃の5,000円近辺に対し、2021年には、7,000円程度まで右肩上がりの上昇を続けています。
お次は、LEGACY。
2012年ごろは、VITZよりも安かったんですね。4,300円程度で借りられていたようです。
それが最終モデル(BT)の2025年になると13,420円。実に3倍近い価格上昇になっています。
これはインフレの時代を象徴している・・・というよりは、スバルの戦略(車格&車体大型化)に沿ったクラス分け変更の影響が非常に強く出た結果かと思います。
スバルにとっては、LAGACYの車格アップは、日本市場にとって穴が空いた状況になり・・・それを埋めるためにLEVORGが登場してきました。
2015年頃は、9,500円程度で借りられていたLEVORGも2025年になると13,420円程度まで上昇しています。
レンタカーの中心顧客は、どうしても法人相手になります。
法人むけのコア車種群もみていきましょう。
まず、スイフト
LEGACY並みの猛烈な上昇幅です。2012年頃は、VITZよりも安く借りることができていたのですが、2022年になると3倍近い価格に上昇しています。
LEGACYと同様、車格がどんどん上がっていった結果が、レンタカー会社のクラス分け価格にも反映されてしまったかと。
この最後のデミオ(現マツダ2)だけは、不思議なグラフになっていますね。
クラスとしては、フィットやヤリスと変わらないはずなのですが、バラツキが大きい・・・恐らく、借りることができるレンタカー会社が相当バラけた結果が反映されているように思えます。
これらのグラフを見ていて思うのは、「日本の株価の上昇に合わせたかのようにレンタカー単価も上昇している。」傾向がわかることと、「新車市場の販売動向とレンタカー会社に並んでいる車種群が連動していない。」ことだと思いました。
今の日本市場は、長らく「軽自動車が市場全体の4割を超える」状況になっています。
私の記録を見ると、確かに軽自動車の記事も書いていますが、借りる回数は非常に少ない。
レンタカーの世界では、「軽自動車の借り出し費用=ヤリスクラスと変わらない」ということが反映されていると思います。
軽自動車って、「万が一の場合は、”転がってしまう”」弱点がありますから、レンタカー会社もその辺りを配慮しての車種構成&価格設定のように思えます。
では、残りの6割は・・・新車販売市場は、SUV &ミニバンなんです。大勢を占めるのは。
ヤリスに代表されるコンパクトカーは・・・まあ、確かに2025年4月〜9月までトップですが、同等の車格の車両で、トップ10に入っているのは、日産のノートだけ。(10位)
3位、4位にライズとルーミーが入ってはいますけどね。
2025年上半期普通車販売台数2位のカローラは・・・私も今回のデータを追っていてどうグラフ化するのか迷う車種になっていました。
2011年頃は、カローラセダンを借りることもありましたが、途中、大型化した段階で、ツーリングワゴンばかりとなり、2023年頃からは、SUVルックのカローラクロスになってしまっていたという・・・
費用のグラフ化、挫折した車種となりました。相当な回数借りていましたが。
「新車市場の傾向とレンタカー会社の店頭にたくさん並んでいる車種がアンマッチ」となっていることが、私がここ数年「借りる車が固定化してしまっている。」理由なのだと思います。
ま、頻度は少なくなりますが、何か新しいネタを考えて、Blog更新はできるようにしていきます。これからもよろしくお願いします。










































































































































