*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」
*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」お申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら
*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)
*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。
楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!
気功技術を大きく3つに分けるとしたら、封入・結界・浄化となります。
これは別に「まといのば」のみの分類ではなく、一般的なものかと思います。
「まといのば」のOnLine MenTorなどで教えているのは、気功や呪術、魔術一般の認知科学的定義として、「共感覚による内部表現書き換え」(苫米地英人博士)を置いた上で、そのテクニカルな定義に「Rゆらぎ(モーダルチャネルを替えて提示する)」を置きます。
「共感覚による内部表現の書き換え」
↓
Rゆらぎ(モーダルチャネルをかえて提示する and/or 無意識から意識へあげる)
↓
(具体的なRゆらぎとして)手を重ねて、手を温める(手を無意識から、意識に上げる)
↓
手と手の間に息を吹き込む(気の玉)
↓
気の玉を封入・結界・浄化する
という流れで教えています。
これはかなり自然に高度な技術を覚えていく方法だと思います。
たとえば、手を重ねるだけでも、背中全体がゆるみます。
また不思議な現象としては、中指ニョキニョキなどもあります。
美肌クリームなどは、手を重ねるだけですので、この段階のワークとも言えます。
気の玉は気功をやる上では汎用性の高い技術で、気功技術は気の玉に始まり、気の玉に終わると言っても過言ではありません(いや言い過ぎかな)。
封入・結界・浄化に関しても、たしかに基本技ですが、3つとも習熟する必要はありません。得意なものだけを長けていってOKです(プロになるときはある程度のオールラウンドプレイヤーになる必要はありますが)。ともかく偏食でOKです。偏って練習しましょう。
好きなことだけやることで、力がついてきます。
封入の延長線上には他人に気功技術を渡すことができる「伝授」などがあり、浄化の延長線上にはトラウマや呪いに苦しむ人たちに対する「脱洗脳」や蟲駆除があります。結界で言えば、陰陽師の高度な技である式神を現代に蘇らせることができます。
基本の3技術(気功のBig3などと呼んでいますが)をしっかりマスターすれば(どれか1つでも、2つでも)、いろいろと可能性が広がります。
ともかく楽しんでワークを続け、フィードバックを丁寧に取ることです。
フィードバックは情報空間の暗闇を歩くための灯火です。
この3つの大きな気功技術の分類は物質の三態(固体・液体・気体)みたいなもので、バラバラのような気がしますが、実際は水において固体、液体、気体が共存するポイント(三重点)があるように、気功においても三重点が存在します。
たとえば、召喚魔術(もしくはクリフォト)と呼んでいる一連の技術などがそうです。
これは平たく言えば、秘密結社の方法を気功技術化して、悪魔を召喚する技です。
ただイメージするような悪魔召喚とは異なり、前提としてきちんとした悪魔学が必要です。
まずは近代魔術の大成者であるエリファス・レヴィの言葉から。
彼はシンプルにサタン(魔王)は存在しないと断言します。
召喚魔術を教えている張本人が、サタンは存在しない、と。
それも、「サタンとはあらゆる罪業、あらゆる堕落、あらゆる欠陥の擬人化」とまで言っています。
*エリファス・レヴィの描いたバフォメット
(引用開始)
われわれキリスト教徒の間に今日(こんにち)でもまだ尾を引いているマニ教の名残りを一掃するために、優れた人格としての、また権威としての「魔王(サタン)」などといったものは存在しないということをここで声を大にして叫んでおきたい。「魔王(サタン)」とはあらゆる罪業、あらゆる堕落、要するにあらゆる欠陥の擬人化である。(p.171 エリファス・レヴィ『高等魔術の教理と祭儀』祭儀篇)(引用終了)
エリファス・レヴィではマッチポンプだと思うのであれば(信頼がいまいちないのであれば)、フォーサイスによる「古代悪魔学」の一節から。
そもそも語源から考えても、サタンに悪魔という意味はないという話です。
サタンとは「邪魔をするもの」ということです。
あなたが悪いことをするのを邪魔する天使はサタンと呼ばれるのです(←わかりにくい)。
(引用開始)
ヘブル語のstnは母音がついてsatanとなり、英語のopponent(敵対者)に近い意味を表すが、その根本にある意味は「道をふさぐ」、「じゃまをする」ということである。(略)七〇人訳聖書(セプトウアギンタ)(ギリシャ語訳)はここでendiabolleinという語を用いているが、その根本にある意味はやはり「道をふさぐように何かを置くこと」である。diabolosというのは、diaballeinという動詞の表わす行為をなす人物である。satanおよびdiabolosという単語は、同様に不快な意味に進んでいったけれど、バラムのロバの挿話は、そのどちらの単語にも必要悪など付随しない、ということを示している。もし道が悪ければ、障害物はあってよいのだ。(略)「下がれ、サタン。あなたはわたしの邪魔をするもの(skandalon) (N・フォーサイス『古代悪魔学』pp.154-155)(引用終了)
サタンや悪魔というのは影であり、実体をもたないことを前提にしないと、召喚魔術は非常に危険なものになります。だからこそ聖書学も神学も悪魔学も必須なのです。
我々が恐るべきはなのはパニックです。無知によるパニックが影を実体化して、我々を飲み込みます。
パスカルではないですが、我々は大海でも溺れずに生還することがある一方で、洗面器の水にも溺死できます。
*「人は考える葦である」のパスカル
召喚魔術という現象の派手さに飲み込まれないように、悪魔に関する社会的洗脳から離脱しておく必要があります。
じゃあ、その悪魔とは何かと言えば、、、、
それは、、、
潜在意識の感情のもつれ、とリガルディは言います。
コンプレックスだ、と。
イスラエル・リガルディとは、秘密結社の幹部にして秘密結社の秘密を公開したプロメテウスのような人です(彼はいまだに肝臓をついばまれているのでしょう)。
*イスラエル・リガルディ。Golden Dwan(黄金の夜明け団)という薔薇十字団系列の秘密結社の幹部に若くして登り詰め、そして離れたあとに、秘密結社の秘密の暴露本を出版。
「無意識の深い層に潜む概念であるコンプレックス」だと。
(引用開始)
次の段階においては、古代の科学である「魔術」はこう主張する。このコンプレックスを除くためには、その存在をある程度認知できるよう、患者もしくは学徒の意識に対してコンプレックスを客観的なものにすることが必要である。これら潜在意識の感情のもつれ、即ち悪霊が未知でコントロールされていない時は、患者がそれを最高の利益を得るようにコントロールし、完全に調べつくし、ある物を取り、あるものを捨て去ることは不可能である。説によれば、まず第一に、それらをコントロールする前に実体のあるような客観的形態を与えなければならない。それらに実体がなく、無定形で、自我によって認知されていないかぎりは、それらを正しく取りあつかうことはできない。だが、正統的な召喚の儀式により暗い下界の霊、即ち無意識の深い層に潜む概念であるコンプレックスが暗闇より魔術的三角形の中に物質化現象となって目に見えるものとして喚びだすことができる。(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」 pp.226-227)(引用終了)
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無意識の深い層に潜むとは、そのままスコトーマに隠れているという意味です。
そしてスコトーマに隠れている概念を引きずり出すためのテクニックが、実体のあるような客観的形態を与え、名称を与えることです。
*「名指しと必然性」(クリプキ)ですね
その形態と名称がまさに悪魔なのです。
すなわち、自分の中にある暗い汚物を白日のものに出すことで、それは社会の役に立つ存在になるということです。
この価値の転換が重要です。
(引用開始)
イエスが言った、「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう」(トマス福音書45:29-33)(引用開始)
*トマスの福音書は当然ながら外伝です。最もファンキーな外伝の1つ。一番すごいのはユダの福音書でしょうが。
近代解剖学の父であるヴェッサリウスは変態でした。
死体に執着し、死体をバラバラにしないと気がすまず、小動物を殺しては、自分の暗い煩悩を満たしていました。
彼はたまたま死体安置所のそばに住んでいたこともあり、その暗い欲望を満たす機会に恵まれました。
いろいろなことがあって、彼は自分のその欲望を自覚し、昇華することで、近代解剖学の父となりました。
まさに、「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。」です。
逆にその暗い欲望に自覚的にならなければ、その欲望が彼を滅ぼしたでしょう。
「あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう」
これが「超」能力ということのあり方です。
というわけで、話をまとめていきます。
この召喚魔術の気功技術化が「クリフォト」です。
クリフォトはVerius(真理)の光を後頭骨の上方から照らすことで、影を手の中につくります。
*図はイメージですw(というか、アウグスティヌスです)。
その影は2次元ではなく、3次元的です。
形態と機能と名称を持ちます。そう悪魔くんです。
そしたら、悪魔と契約を交わします。悪魔が永遠に奴隷になるという契約です。
「さて、我、いま汝に告げん。(コンプレックスを司る聖なる名をとなえ)の御名の祝福を受けてここより去るべし。そしてこれより我と汝のあいだには平和のあらんことを。そして儀式によると動作によるとを問わず、我の呼びかけには直ちに来たりて我が意志に従うべし」(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」)
聖なる名はイエス・キリストで良いと思います(ブッダとかだと、お釈迦様がびっくりしますので、多分w)。
このとき我々は封入・結界・浄化のうちで、どれをやっているのでしょう。
これは意外と厄介です。
たとえば、Veriusの光に照らしているときは明らかな浄化です。強烈な浄化装置として、浄化の技術として機能します。
一方で悪魔を召喚して、それを使役しているときは、悪魔は明らかに式神であり、すなわち結界の延長線上です。
一方で、Veriusの光が身体に染み込んでいく過程では封入です。封入の結果として、浄化が起こります。
ですので、これは封入・結界・浄化の三重点なのです。
ある程度、技術が高度化してくると三重点が増えてきます。
ですので、基礎の習熟は必須です。
そして、何より我々を高い抽象度へいざなってくれるのは高いレベルのゴールです。
というわけで、盛りだくさんですが、超能力スクールを楽しみましょう!
飛び入り参加も歓迎です!!
【ヒーラー養成スクール『超能力大全』〜不思議な力を楽しく習得する道〜】
【日時】 3月14日(土)13:00〜18:00
3月15日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
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