Instaワンポイントレッスン20♪ピアノを弾くすべてのかたへ～自然な運指が表現力へ繋がる

こんにちはスタイリッシュなジャズをプロデユースするピアニストのエバ櫛田真理子です

　　　
ピアノを弾くすべてのかたへ

ジャズピアノワンポイントレッスン20
自然な運指が表現力へ繋がる

*Instaワンポイントピアノレッスン連載中

✨自然な運指が表現力へ繋がる✨

1.自然な手の形で指を運ぶ

2.指を軽く広げる・曲げる・立てる
3.滑らかさと強弱のある表現力を

どういうこと？解説します♪

1.自然な手の形で指を運ぶ

クラッシックの厳しい先生は手の形をまず指導されます。

少し習ってから自己流でピアノを続けている方や

特に習わなくても自分で覚えてしまう方は

指の形を少し注意してみましょう。

指の運び＝運指は正しい手の形から。
以前にも書きましたが、シュークリームを軽く持っている感じ。

そして指番号が書いてない時や、自分でメロディフェイクする時は
手を鍵盤の上に乗せやすい形、例えば５本の指のうち、、

親指と小指は白鍵を、中の三本の指は黒鍵を押す、というように

指またぎ、指くぐり、を上手く使うとよいでしょう。

指を楽に動かせるパターンをいくつか手に覚えさせると

いざという時に自然に使えます。

2.指を軽く広げる・曲げる・立てる

滑らかな指の運びも少し指のトレーニングが要ります。

指と指の間を広げる時、一瞬もう少しだけ横に広げる。
指の曲げ方を柔らかく、大きく、小さく曲げる。

立てた指に手の重さを乗せる、鍵盤を叩く、体重移動をする。

その時に力を入れ過ぎてはいけません。
あくまでも軽く、柔らかくです。

腕や肩など部分的に力を入れないように。
体から全体を通っていくエネルギーを使います。

時には指を寝かす
手首の回転を使う
手のひら全体を滑らかに動かす

などの動きを組み合わせてするとよいです。
手のひら全体と指が柔らかくなり

しなやかで強く動かせるようになっていきます。

3.強弱やアレンジが自由にできる

手の形が自然に滑らかに、色々な形を作ることができると

クレッシェンド、デクレッシェンド、部分的な強弱

音の長さの微妙な調節が思い通りにできるようになります。

ひとつのメロディのどこから強弱が始まるか
半音を繋げる時、どの音がポイントになるか

右手と左手の間の取り方、音の無い空間をどう作るか

それぞれにセオリーがあります。

クラッシックピアノ、ジャズピアノ、それぞれの良さを引き出すアレンジができます。

クラシックやポピュラーピアノだから、
ジャズじゃないから、アドリブもアレンジも要らない、
と思われがちですが、、

自由な表現方法を学ぶと、今までの曲もより深く楽しむことができます。

これから新しい世界が開けていきます。

心地よいピアノのイメージが変わります♪

音楽を長く続けている方、ピアノの先生、これから音楽を楽しみたい初心者の方も、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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ジャズピアノワンポイントレッスン20
自然な運指が表現力へ繋がる

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01 いつまでも疲れない弾き方を

02 ピアノを奏でる幸せを味わって
03 練習時間との戦いが続く
04 基礎があるから自由になれる
05 楽器の音を聴く耳を育てる
 06 アドリブもリズムもノリが大事
 07 コードで音楽の風景を描く
 08 ピアノの音を美しく響かせる
 09 音とリズムを一緒に覚える
 10 音の響きと明暗を聴きとろう
 11 練習する曲の選びかた
 12 リズムを感じながら弾く
 13 メロディをジャズアレンジ
 14 音の重ねかたでジャズになる