Instaワンポイントレッスン12♪ピアノを弾くすべてのかたへ～リズムを感じながら弾く

こんにちはスタイリッシュなジャズをプロデユースするピアニストのエバ櫛田真理子です

ピアノを弾くすべてのかたへ

ジャズピアノワンポイントレッスン12
リズムを感じながら弾く

*Instaワンポイントピアノレッスン連載中

✨リズムを感じながら弾く✨

1.リズム楽器の役割を知る

2.拍子の表と裏を感じながら

3.テンポと曲の流れに乗る

どういうこと？解説します♪

1.リズム楽器の役割を知る

リズム楽器、リズム隊と言われている楽器は

ドラム、ベース、ギター、時には管楽器のトゥッティー（バッキング）も。

リズムの中心になる、又はリズムのパターンや装飾、コードの音まで

フロント楽器やボーカルの主メロディを支える、全ての楽器です

ピアノはリズム楽器の代表でもあり、その役割は以下のように。

時にはベーシストのようなベースライン、ルートの音を出す、刻む。

時にはオーケストラのような沢山の音を組み合わせた和音の集合体に。

時にはメロディを援護する合いの手や、
メロディにぴったりと寄り添ったハモリ（ハーモニー）を。

今この編成で、何をするべきか？

リズムの中心を出すのか、リズムを取り囲む周りを固めるのか

その時々での役割を知ることが大事です。

2.拍子の表と裏を感じながら

リズムの中心となるのは、拍子の表＝オモテの位置。

リズムの特徴を出すのは、拍子の裏＝ウラの位置。

オモテは一定のテンポで（リズムの種類に関わらず）ココ！という場所を示します。

ウラはオモテの位置から0.5や0.33の位置あたりで（曖昧なこともある）
ボサノバ（８ビート系）かスイング系か、
いわゆる「ノリ」が分かる位置を示します。

*ウラの位置は数字では現わせない微妙な位置や

複雑に絡み合ったリズムもありますが

まずは大体ココ、という位置をつかみましょう♪

つまりオモテとウラの存在を常に感じていることが大切です。

3.テンポと曲の流れに乗る

車が道路を走る時は
制限時速が書いてあるのを、ただ守るのではなく
だいたいの目安と考えつつ、周りの車の流れに乗って走ることが大切です。

なんだったら制限速度を少しオーバーしている所で速度をキープしていることもある。

生演奏はドライブと同じ、周りの人の音、体の動き、合図をよく見て
誰かの意思を汲んだり、ちょうど良い距離感で回りと調和する。

テンポが少し早くなって来たと感じたら、
自分だけキープして人の足を引っ張るより
そこそこ皆さんに同調した方が全体がスムーズにまとまります。

以上のことは、ひとりで弾くソロ演奏の時にも、です。

ソロ演奏の時はあえてリズムを一定にしない弾き方もあり、ですが

ジャズやポピュラーソングの多くは、一定のリズムとテンポの上に進みます

ドラムやギターやベースと一緒に演奏している時のように

たとえ、そばに誰もいなくても、
リズム隊の音がなっているように想像してピアノを弾く

これが大前提と考えておきましょう

少なくとも、それを目標にしておきましょう!(^^)!

意識をしておけば、いつか必ずできますから♪

ジャズピアノワンポイントレッスン12
リズムを感じながら弾く

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