こんにちは
スタイリッシュなジャズをプロデユースするピアニストのエバ櫛田真理子です
ピアニストとして演奏、ピアノ講師、鍵盤ハーモニカ講師、作曲・編曲など
ジャズ、ラテン、ポピュラーミュージック全般に関わる仕事に携わっております。
ジャズピアノ♪ワンポイントレッスン 10
バッキングは粒を揃えて
バッキングはピアニストならコードを弾くこと、コンピングとも言います。
バッキングとは?
⇒大きな意味ではメロディに対して調和のとれた音を重ねること
オーケストラで合奏する、ビッグバンドなら管楽器のトゥッティー
ピアニストは主に左手で和音=コードを弾くのですが、それを
バッキングと言います。(両手でバッキングすることもあります)
バンドで演奏など、何人かの楽器の人と演奏する場合、
左手のコードは分散和音(アルペジオ)でバラバラに弾くのではなく
まずは同時に和音を弾くのが基本です。
*ソロピアノの時は、ありとあらゆる奏法を使う方がかっこいいですが。
同時に出すことが、実は初心者にとってはちょっと難しいのです。
同じタイミングに、同じ音量で、同じ長さで
「粒」を揃えて弾くことです。
最初は4つの音を同時に弾くのが難しいことがありますが、
ジャズの場合はテンションも使いますし、隣り合った音(半音違う音)もあり。
なんなら不協和音も、その場の雰囲気を作るために必要なので、
がんばって練習してみてくださいね!
たとえばこんな感じに。
SAMBA DE ROMATICA はSO DANCO SAMBA と同じコード進行です。
テーマを変えて弾くなら、バッキングの方法も変わりますし、
テーマの崩し方で、またその時ならではのタイミングになるでしょう。
上の譜面を見て、あれ?普通のコードの弾き方と違うな?
目が肥えて(耳が肥えて)ますね!
そうテンションコードにしているんです。
その秘密は「ジャズピアノ左手の法則」をご覧くださいね!
終止形のコード進行がいとも簡単に弾ける方法です。
コードの運指を習得して、サクサク、楽々、自然にできちゃった!
というジャズの面白さを堪能して下さいね!
こちらのカラオケ音源(ベースとドラムの演奏)で練習してね!
ちょっとゆっくり目はこちら
↓
慣れてきたら、少し速めで。
GOOD LUCK!
テンションのことなら、わかる!弾ける!楽しい!ジャズピアノレッスンVol.1をご覧下さいね。
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ジャズピアノを楽しむ方が増えますように(^o^)丿
ジャズピアノ・ワンポイントレッスンへのリンク
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「1」・・・練習パターンを増やして楽しく!
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「2」・・・弾く時の姿勢と脱力
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「3」・・・テンションコード=左手で背景を作る
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「4」・・・並べ替えコードと和音は同じ音
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「5」・・・インターバル音を重ねて作るジャズ不思議な音を作る方法
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「6」・・・終止形落ち着く感じがツーファイブワン
ジャズピアノ・ワンポインゴレッスン「7」・・・コード+テンション=テンションコード
ジャズピアノ・ワインポイントレッスン「8」・・・セブンスコードのテンションはこの指
ジャズピアノ・ワンポイントレッスン「9」・・・セブンスコードテンションは指で覚える
ぜひジャズピアノにチャレンジしてみて下さいね!
最後まで読んでくださりありがとう!



