ミヤBMは何錠までのめる? | 調剤薬局で働くママ薬剤師のお薬と子育て親育ちブログ

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昭和生まれ2児の母でもある調剤薬局勤務の薬剤師が市販薬や病院の処方薬、薬の飲み合わせなどお薬のこと、大好きなコンビニスィーツや思春期の子育てで感じることなどの日常のアレコレを書いているブログです。

こんにちは。

薬剤師の安美です。

 

 

今週から仕事始め。

休み明けは忙しいですねー。

 

 

患者さんからこんな質問がありました。

 

「このミヤBMって、何錠までのめるの?」

 

 

ミヤBMってご存じですか?

 

知る人ぞ知るって感じの整腸剤です。

 

整腸剤といえば、ビオスリーやビオフェルミンが有名ですが、

このミヤBMも優秀な整腸剤です。

 

こちらの記事に詳しく書いているんですが、

腸内の善玉菌、酪酸菌の一種である宮入菌が主成分です。

 

 
 
添付文書上の効能効果は、
腸内菌叢の異常による諸症状の改善。
 
 
どんな時にのむのかというと、
腸内細菌のバランスの乱れによる便秘や下痢、お腹のはり(腹部膨満感)の改善に使われます。
 
 

薬局の患者さんは、

「軟便がちだったのが、ミヤBM錠の服用で調子がよくなった」

ということで、1回2錠、1日3回の合計6錠を服用を継続しています。

 
ミヤBM錠の添付文書では、
「成人1日3〜6錠を3回に分割経口投与する」
となっています。
 
今の服用量が最大量というわけです。
 
 
「ミヤBM錠は1回2錠で1日3回まで服用できます。
今、のんでいる量が最大量です」
とお答えしました。
 
質問の意図は、
「今は調子がいいけど、
また便がゆるくなったら、ミヤBMの量を増やして服用したらいいのかな」
と思ったからだそうです。

 

 

その場合は、腸内環境以外の原因の可能性があるので、

自己判断せずに、病院を受診するようにと説明しました^^