ビラノアにステロイド入ってる?薬剤師が解説! | 薬剤師の健やか更年期ナビ

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薬剤師の安美です。

 

「ビラノアってステロイド入ってるの?」

と気になったことはありませんか?

花粉症の薬をもらったけれど、
ステロイドが入っているかどうか心配……。


ステロイドは副作用があると聞くし、
ずっと服用を続けても大丈夫?
 

そんな疑問をお持ちの方へ、
薬剤師の視点からビラノアとステロイドの関係をわかりやすく解説します。

 

 

ビラノアにはステロイドは含まれていません!

 

まず結論からお伝えすると、
ビラノアにはステロイドは含まれていません。

 

ビラノアは、第2世代抗ヒスタミン薬に分類される薬です。

 

ステロイドとは全く異なる作用で効果がでます。

では、なぜ「ステロイドが入っているの?」
と思われがちなのか、私の考えをまとめてみました!

 

 

なぜ「ビラノア ステロイド」と検索されるのか?


✅花粉症治療で、ステロイド点鼻薬と一緒に処方されることが多いため

花粉症の治療では、ビラノアなどの抗アレルギー薬(内服薬)と一緒に、
ステロイド点鼻薬が処方されることがあります。

そのため、「ビラノア=ステロイド」と誤解されることがあるのかもしれません。


✅皮膚炎(アトピー)治療で使う薬と混同されることがある

アレルギーの治療には、ステロイド外用薬(塗り薬)が使われることがあります。

ビラノアもアレルギー治療薬(蕁麻疹やかゆみを抑える)なので、
「同じステロイド?」と思われることがあるようです。



✅ビラノアをのむとかゆみや蕁麻疹が改善されるから

 

塗り薬を使わずに、ビラノアの服用だけで
蕁麻疹やかゆみが軽減される場合もあります。

 

その効き目のよさがステロイドを使ったように思えて

勘違いされるのかもしれません。

 

 

 

ステロイドと抗ヒスタミン薬の違い


✅ステロイドの特徴

・免疫を抑制し、炎症を強力に抑える

・即効性が高い

・アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症など幅広いアレルギー疾患に使用

・長期間使用すると副作用のリスクあり
⇒皮膚の薄化(外用剤)、骨粗しょう症やムーンフェイスなど(内服薬)

 

✅抗ヒスタミン薬(ビラノア)の特徴

・アレルギーの原因となるヒスタミンの働きをブロックして、
くしゃみ・鼻水・かゆみを軽減

・免疫の抑制はしない(ステロイドとは異なる作用)

・長期使用でも大きな副作用は少ない

・眠気が出にくいが、服用のタイミングに注意
(食後の吸収は落ちるので、空腹時服用が基本)



ビラノアの特徴について

ビラノアの詳しい特徴や作用については、
アレグラ(フェキソフェナジン)と比較しながらこちらの記事で解説しています。
👉 ビラノアの特徴を詳しく解説!
 

 

ビラノアには、ステロイドは入っていません。
ステロイドではないので、長期間の服用も問題ありません。
安心して服用してくださいね!

 

 

 

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