花粉症の薬タリオン(ベポタスチン)とアレグラ(フェキソフェナジン)の違いとは? | 薬剤師の健やか更年期ナビ

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ホットフラッシュ・不眠・イライラなどの更年期障害に悩む40代~50代の女性へ。アラフィフ薬剤師がやさしいセルフケアの選択肢をご提案します。

薬剤師の安美です。

 


花粉症やアレルギー性鼻炎の薬としてよく処方される

タリオン(ベポタスチン)とアレグラ(フェキソフェナジン)。

今回は、タリオンとアレグラの違いを分かりやすく解説します。

 

 

 

タリオンとアレグラは
どちらも第2世代抗ヒスタミン薬に分類される薬です。

どちらもアレルギー症状を抑える働きがありますが、

副作用(眠気の有無)や服用タイミングに違いがあります!


では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

 

タリオンとアレグラの有効成分・作用の違い

特徴と違い(太字)をまとめました。

アレグラ(フェキソフェナジン)の特徴

眠くなりにくい(脳に作用しにくい)
✅ 空腹時に服用するのがおすすめ

(食後だと約15%吸収が低下:添付文書より*)
✅ 1日2回服用

✅ 同じ成分の市販薬(アレグラFX)あり

 

*健康成人男子22例にクロスオーバー法で、空腹時及び食後(高脂肪食)にフェキソフェナジン塩酸塩錠120mgを単回経口投与したとき、空腹時に比べ食後投与時のAUC0-∞及びCmaxはそれぞれ15%及び14%減少した。日本人においても、クロスオーバー法による検討ではないが、フェキソフェナジン塩酸塩円形錠を食後投与したときのAUC0-∞及びCmaxから外国人と同様の食事の影響が推察された。

アレグラ添付文書より引用

 

 

 

タリオン(ベポタスチン)の特徴

✅ 眠気が出ることがある(運転時は注意)
✅ 食前でも食後でも服用OK

 (食事の影響を受けにくい)
✅ 1日2回服用

✅ 同じ成分の市販薬(タリオンAR)あり

 

 

 

タリオンとアレグラの選び方:どんな人に向いている?

 

アレグラとタリオン、それぞれ向いている人をまとめると…

・仕事や運転をする人
→ 眠くなりにくいアレグラがおすすめビックリマーク

 

・食事のタイミングを気にしたくない人
→ 食前でも食後でも吸収が変わらないタリオンがおすすめビックリマーク

 

 

ライフスタイルに合わせて、自分に合った薬を選んでくださいね合格

 

 

 

 

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