● 休み明けに学校に行きたくないと言われると、どう返事をしていいか困っています【追記】
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
今日は仕事に行く途中に、
保育園のお子さん達のお散歩の列を何度も見かけ、
連休でない親御さんが多いんだろうな…と思っていました。
今年のGWは、カレンダー通りのお休みだと、
3日休んで、1日出てという感じで、不規則になりますよね。
4月は慣れない学校で、緊張しているものの、
GWの休みに入ると、一気に疲れが噴出することがあります。
いわゆる、5月病ですね。
わが家の息子も、小3のGW明けから登校しぶりが始まりましたが、
この時の対応が、その後に大きく影響しているように思います。
(当時の私は、不安でいっぱいだったので、息子を苦しめる対応をして、
こじらせた一人です(苦笑)
新しいクラスに馴染むのに苦戦しているとか、
学校でのトラブルで疲弊している時に、
精神的に不安定になってきたという時は、キャパオーバーなので、
部活や塾、習い事などを辞めて負担を減らしたり、
行ける時だけ学校に行って、しんどい時は休む
という対応ができれば、徐々に回復するのですが、
みんながやっていることができないなんて、怠けだ!とか、
どんどん悪い方向に行っている、どうにかしなくては!
と不安になってしまうと、
無理矢理に学校に行かせたり、どこかに連れ出すことになって、
休めないどころか、お子さんにとっては、さらにストレスの種が増えてしまいます。
以下、過去記事になります。
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不登校やひきこもりの親御さんから、
子どもにどんな言葉をかけていいのか分からない
という話をよくお聞きします。
私自身も、UMIを学ぶ前は、
新学期、学校に行かなくちゃって思うけど、行きたくないんだよね…
などと息子に言われると、
ザワザワして、
なんて答えていいのか、とても困っていました。
学校に行かないと心配だというのが本心だけど、
それを言ったら、息子を追い詰めて、改善が遠のくと思っていたので、
本心を言えずにいました。
その頃、言葉の表面の言葉じりしか捉えていなかった私は、
当時お世話になっていたカウンセラーさんに
こういう時には、どう返事をしたらいいですか?
と質問すると、
「ふーん、そうなんだ。」
と返事をするといいと聞いたので、言われた通りに息子に言うと、
「人の話、聞いてんのかよ」
と言われて、言われた通りに言っても上手くいかないと思っていました。
カウンセラーさんは、共感する意味合いで、
「ふーん、そうなんだ。」
という言葉を選ばれたと思うのですが、
当時の私は、息子に共感できる心境でなかったし、
そもそも共感するという発想がなかったので、
言葉と気持ちがチグハグな対応になっていたのですね。
不登校新聞を読んでいると、
という記事がありました。
15年記者をやってきた方が書かれていた記事の概要は、
大事なことは言い回しでなく、共感の蓄積を
ということでした。
親が自分の気持ちを分かってくれているという安心感は、
子どもの不安を軽くするからです。
このようなことを書くと、多くの親御さんは、お子さんに共感したり、
理解しようと必死になりますが、
そもそも、親御さんがお子さんのネガティブな気持ちに共感できなかったのは、
ご自分のネガティブな気持ちにふたをして、
必死に我慢していい子をやってきたからです。
なので、ご自分のネガティブな気持ちに共感することの方が先です。
今日わが家も、息子が塾のオンライン授業を休むと連絡してきました。
以前だったら、息子の事情より、塾を休むことの方が気になって、
何で休むの?
とか、
その時間だけどうにかならないの?
と怒りや不安をぶつけていたと思うのですね。
このお子さんにぶつけてしまいがちな怒りや不安に、
親御さんの幼少期から抱えてきた思いが潜んでいます。
その思いを書き換えていくと、必死にお子さんに共感しようとしなくても、
お子さんの気持ちを理解できるようになりますよ^^
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応援ありがとうございました^^