2018年12月29日~2019年1月5日 スキー旅行 北イタリアピエモンテ州 セストリエーレ
の続きです。
トリノ冬季オリンピックにちなんでいるのでしょうか。レストランの、ユーモラスな装飾。
2019年1月3日になりました。
この朝はなんとか、早朝の騒音もさほどなく、朝まで眠れました。やれやれ。ちゃんと眠らせてもらえるって有難いわ。
早いもので、明後日はもうジュネーブに帰らなくてはなりません。
そろそろ買い置きの食べ物を食べきるとか、衣類の整理とか、荷造りとかも考え始めなくては。
この日もいつも通り、朝10時のスキー教室にロットがガルを送って行き、ロットが帰ってくると私がラヴァンデリアに洗濯物を持って行く。
スキー教室のお迎えに行き、ロットはそのままガルと山上へ。私は宿で留守番です。そうそう、写真館に注文していた写真を引き取りに行かなくっちゃ。
一番小さいサイズの写真だと、焼いた写真だけしか受け取れないのですが、大きいサイズの写真ならデータごと買い取れます。そこで、散々悩んで5,6枚だけ選んでデータごと注文していました。
が、データの受け取り方法が、Webからのダウンロードなのです。宿からの接続が不安定過ぎて、受け取れない><。
結局、スマホのローミングサービスを使って「接続可能なこと」だけを確認しました。ダウンロードするには、画像サイズがけっこう大きいのでちょっとね・・・・。日数だけでなく、ダウンロードするデータ量も、スイスコムとの元々の契約に含まれている無料の枠を超えれば課金されてしまう、と最近、お友達から教えてもらったばかりなのです。
そのため、スマホで動画サイトを見るのはレストランの無料Wi-Fiサービス限定になってしまった長女ガル。最初はむくれていましたが、諦めて宿ではテレビを見るようになりました。イタリア語吹き替えなのでどこまで分かるのかは不明ですが、ポケモンなどの日本のアニメも多いのです。
↓ この画面を見た時には私のほうがビックリしました。
夕方、ロットとガルが帰ってきてお風呂を済ませ、さあ、ディナータイム♪
待ちかねていたガル。私もうきうき。
今日はプリンも美味しそうねえ^^。
ところが・・・・
ロット 「ダメだ!予約は昨日だった。今夜は満員だって断られちゃった><」
ソニック 「えええ~~~?」
ガル 「。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。うわああああ~~~~ん!!」
ロット 「はああ、一昨日の夜、ちゃんと確認しておけば良かった・・・・。」
ソニック 「次回からは紙に書いて確認したほうがいいわね。でも、今夜はどうする?作る?」
ガル 「イヤイヤ、レストランがいいのお!」
ソニック 「(#^ω^)ピキピキ そう、お母さんの作るものじゃ、嫌なのね」
ロット 「ストップ!ケンカはやめてくれ~~。他の店を探そう。去年よく行ったBaby Barに行ってみよう。あそこは味もいいし、子連れでもOKだし、席数がけっこうあるから、3人くらいならなんとかなるかもしれない。」
ガル 「ガルちゃん、さっきのおみせでたべたかったの!」
ソニック 「まあまあ、次のお店も、デザート美味しいから。行ってみようよ」
泣きじゃくっているガルの手を引いて、歩きます。
どうかな?
ロット 「大丈夫、入れるって♪」
ソニック 「やった~~!良かった! ここのお店、私は本当は来たかったのよ。でもガルちゃんが近いほうのお店が気に入っちゃったでしょ。もうチャンスは無いかと思ってたんだけど、これはご縁ってものよね。」
ガルはまだむくれていましたが、ドルチェのショーケースの前に連れて行って抱き上げ、中を見せると
ガル 「・・・・おいしそう・・・・(*^-^*)」
涙が止まりました。
ロット 「おーい、ドルチェの前に、まず、ご飯だよ。メシを食おうよ。」
注文をお願いするころにはご機嫌になり、カメラ目線になったガル。
これがいわゆる「今泣いたカラスがもう笑った」ってやつ?
なめらかなニョッキ
牛肉のステーキ、グリーンペッパーソース。
ワインは地元ピエモンテ産の、ランゲ・ネッビオーロ。
ガル 「ドルチェ、ドルチェ」
はいはい、お待ちかねのドルチェ、来たわよ。大きなパンナコッタね。
ロット 「ガルちゃん、髪にさっきのニョッキがくっついてるよ!」
ロット 「ソニックのティラミスだって大きいじゃないか。」
あはは、否定できない。
ガル 「どっちもたべたいの~~~」
好きなだけ取ったら、おかーさんにティラミス、返してね。
最後はもちろん、エスプレッソで〆て
ロット 「おっと、忘れちゃいけない。明日の夜の分の予約をしなくっちゃ。」
1月4日はセストリエーレでの最後の夜。最後のディナーになります。
お腹もいっぱいになり、ガルの機嫌も直り、無事に予約も取れて足取り軽く宿へ。
おやすみなさ~~い。
スキーレッスン最終日に続く。