2018年12月29日~2019年1月5日 スキー旅行 北イタリアピエモンテ州 セストリエーレ

今年もセストリエーレに行こう”再訪”セストリエーレ”

セストリエーレを選んだ理由

セストリエーレへ出かける前に「ひとやま」越えて 

の続きです。
 

↓ これってイタリア風のしめ飾りなのでしょうか?

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予定では29日の早朝に出発して正午ごろには到着するつもりでしたが、出発が午後にずれ込んでしまいました。

 

こういう時には手違いが増えるものです。

過去の経験

2015年2月 パスポートを忘れて取りに戻る

2018年2月 ヘルメットを忘れていたことにフランス国境直前で気付き、取りに戻る

同じく2018年2月 風邪で高熱。薬を飲もうとしたら、忘れてた!近くに薬局も無く、ジュネーブに戻るまで高熱に苦しむ

2018年10月 逆流性食道炎の発作と気付くも、処方箋薬はジュネーブに置いたまま。食事もろくにできず。

 

ロット 「あ!道を間違えた。フレジュストンネルに行くなら違う高速だった。」

ガル 「んも~~!おとーさんったら」

ソニック 「慌てないで、とにかく安全運転で行きましょ。」

 

遠回りにはなりましたが、なんとかスイス・フランス間バルドネ大国境を越えました。

 

ガル 「ガルちゃん、きもちわるい。おなかすいた~。。゚・(>Д<)・゚。」

お腹がすいてるのは全員同じよ。おとーさんもおかーさんも、朝から何も食べてないわよ。食べ物ならガルの隣のバッグにいろいろ詰めてあるわよ。

ガル 「あったかいものがたべたいの!」

ロット 「仕方ない。みんなで何か食べよう。このままじゃガルちゃんが車に酔っちゃうよ。」

 

高速のサービスエリアで食事をすることにしました。

正直に言って、たとえサービスエリアといえども、食事のコストパフォーマンスは

イタリア>フランス>スイス

ですので、フランス領に入っていてラッキーでした。

 

ソニック「サンドイッチと菓子パンしか無いんじゃない?温かいものなんてある?」

ロット 「大偉丈夫、奥にグリルコーナーがあるよ」

ガル 「ハンバーガー!」

温かい料理は注文してからちょっと待つ必要があります。

 

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↑ これは帰りに撮った写真ですが、料理が出来ると左下の「Briosche Doree」のマークの入った機械が音と光でお知らせしてくれます。午後3時近くなっていたのに、意外に席が埋まっていました。

 

ハンバーガーでお腹がいっぱいになったガル、機嫌が直りました。

とたんにチャイルドシートの中ですやすや。どれだけ寝るの?でも寝てくれたほうが楽です。

 

フランスとイタリアの国境をまたぐフレジュストンネルに到着。モンブラントンネルよりは空いているのが魅力。

往復通行券(1週間有効。土曜に買ったら次の土曜日まで有効です)を買います。

ロット 「ソニック、それ、帰りの通行券でもあるんだから、大事に取っておいて。失くしたらまた40ユーロも取られるから」

え、このどう見てもタダのピラピラしたレシートが、チケットなの?

 

トンネルの中でガルが目を覚ましました。

ガル「ガルちゃん、おしっこ!」

トンネルの出口を抜けた時にはもう暗くなっていましたが、イタリア側出口のすぐそばにあるガソリンスタンドに駆け込みました。

 

ガル 「ガチャガチャがある!ねえ、ガチャガチャ」

ソニック 「ごめん。1ユーロコインを持ってないのよ、車の中に置いてきちゃった。お父さんに聞いてみて」

ロット 「ごめん。俺も持ってない。カードで払うほうが早いし、コインは重いからつい・・・・。お札ならあるんだけど。」

 

ガチャガチャは、1ユーロコインしか使えません。

 

ガル「わかった。じゃあ、かえりにかってね」

ロット 「帰りに寄るよ。」

ガル 「ぜったいよ」

 

この後、セストリエーレに滞在中ずっと、ガルは「かえりにガチャガチャ」と言い続けることになりました。

ロット 「参った。あのとき、札をくずしてでもガチャをやっておくべきだった><」

ソニック 「いや、私が車の中のユーロコインを取りに帰ればよかったのよ。しまった・・・」

 

暗い山道を上り、ついにセストリエーレの町に到着しました。運よく公共の駐車場に車を停めることができたので、ロットは家主さんを探しに行きました。

30分後。

 

お部屋に到着♪

ロットが家主さんとの合流に成功したので、アパートの駐車場に車を入れさせてもらえました。この駐車場の入り口、知らなければたどり着けませんし、鍵が無いと開きません。エントランスも、部屋も、オートロック。

3階(日本式4階)の一番端のお部屋でした。あら、どのお部屋のドアにもそれぞれ違うリースが飾ってある。

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↑ このお部屋のリースなんて、まるで、日本のしめ飾りみたいです。お米の代わりに小麦の穂。

 

キッチン付きのお部屋です。この夜はジュネーブから持ってきた食材でイワシ缶とトマト缶のニョッキ。

 

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ソニック 「あ~! 菜箸を忘れてきちゃった><。 それに、この台所、換気扇が無い?」

フライパンは2つありましたが、それに合ったフタはありません。

炒め物やパスタソースを作るには向いていないようです・・・・。

それに、ガルが「麺」よりも「ショートパスタ」がいい、とゴネだしました。

 

ソニック 「しまった><。 パッククッキング用のポリ袋を持ってくるべきだった

ソースの材料とショートパスタを一緒に入れて、湯せんすれば問題解決だったのに・・・。

 

 

ソニック 「食洗機も無い・・・。ゴム手袋を買ってこなくっちゃ。手がガサガサになっちゃう・・・・・」

 

その代わり、塩コショウやガーリック、オリーブオイル、ペペロンチーノといったイタリア料理の基本的な調味料は全部用意してありましたし、プレーンなティーバッグもたくさんありました。これは助かりました。珍しいパターンです。

 

せまいよ、さすがに に続く。