やっと観た。宝塚「ポーの一族」”広告にやられた!” | 更新は全然頑張らない備忘録@フランス語圏スイス

更新は全然頑張らない備忘録@フランス語圏スイス

自分が後で振り返って「あ~、あの時はこうだったんだ」と思い出すための備忘録のようなもの。
海外生活、持病(婦人科疾患やアレルギー)、高齢出産、育児、子供の受験などのつれづれ。

昨日、水曜日は天気予報通り、ジュネーブには朝から断続的に雪が降りました。

今朝、窓の外を見たらうっすら積もっていました。

平地でこれだけ降ったのなら、スキーリゾートには恵みの新雪になったのでしょうか。


 

一か月前にアメブロの広告に撃ち抜かれ、日本に住む妹と、たまたま東京出張中だったロットのおかげでジュネーブに届いた宝塚版「ポーの一族」のDVD。

 

 

早く観たかったのですが、クリスマスシーズンのどたばたの中では全くチャンスが無くて・・・・

スキーリゾートでならゆっくり観る時間が作れるかも、と出かける前に試しにポータブルプレイヤーで再生してみました。でも、画面比率が狂って横長に引き延ばされ、登場人物全員が太って足が短く見えちゃいました><。ダメだこりゃ。せっかくのヅカ版ポーの一族なのに、これじゃ台無し。

ヅカDVD鑑賞@イタリア計画はあえなく消えてしまいました。

 

でもついに昨夜、ロットが飲み会に行くというチャンスが訪れました。

やったー!ロット抜きなら作らなくてもいいや。ガルのお気に入りのキッシュをパン屋さんで買ってきて夕食にしようっと。後片付けも超簡単。

 

ソニック 「ガルちゃん!今夜はおかーさんと一緒に、タカラヅカを観よう♪

ガル 「見よう~♪」

 

わくわくと2人でテレビの前に陣取ります。

13年前にタイで買った50インチのプラズマテレビ。まだまだ現役です。画面が大きいと、やっぱりポータブルで見るよりずっと楽しい~(*´艸`*)。縦横比率もOK!

うわ、ほっそい!まさに少女マンガの世界が3次元に。

 

永遠の少年、エドガー&アランをタカラヅカの男役トップと2番手で演るの?

無理があるんじゃないかしら・・・・

と上演決定を聞いた当時は思っていたのですが、いえいえ、ネットで見た評判通り、素敵でした。

 

ガル 「あ、あの人、エルサみたい♡」

なるほど、青いドレス=エルサなのね。

 

 

ソニック 「わあい、エドガーとアランでラブラブ~( *´艸`)」

ガル 「らぶらぶなの?」

ソニック 「そう、ラブラブ」

 

(ФωФ)フフフ・・・たとえ日本を遠く離れていても、OTAKU英才教育じゃ。

ガルちゃん、立派なOTAKU(フランス語のOTAKUは、「日本のサブカルチャー」を好む人を指す言葉)になって、おかーさんと萌え語りしようね♪

 

ガル 「え~?もうおわっちゃったの?」

もうって・・・・2時間以上観てたんだけど・・・。

ソニック 「何度も観て楽しめばいいのよ。そういうものなの」

ガル 「そっかー。すっごくおもしろかった。あのね、メリーベルがね・・・・」

大興奮のガル、寝るまでずっとしゃべり続け、今朝も登校するギリギリまで「メリーベルが」と話し続けていました。

長男ザーが初めて『薔薇の封印』を見た時とそっくり。

あのときは確か

ザー「ねえ、おかあさん。リディアはフランシスがこーけつ(高潔)だからすきなの?ねえ、そうなの~?」

と何度も繰り返し、聞かれたっけ。大きくなったら宝塚のトップさんになりたい

 

 

今回の『ポーの一族』を観てみると『薔薇の封印』は本当に、『ポーの一族』へのオマージュだったんだなあ、としみじみ感じます。

脚本・演出、どちらの作品も同じ小池さんだものね。

『スカーレット・ピンパーネル』も面白かったな。

バンコクに住んでいたころのようには簡単に一時帰国できないスイスに引っ越してきて、なんとなく遠ざかっていたタカラヅカ。

ザーの受験が済んだらまた、ヅカの公式サイトチェック、再開しようっと。せめてDVDで楽しみたいから。