大きくなったら宝塚のトップさんになりたい | 更新は全然頑張らない備忘録@フランス語圏スイス

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自分が後で振り返って「あ~、あの時はこうだったんだ」と思い出すための備忘録のようなもの。
海外生活、持病(婦人科疾患やアレルギー)、高齢出産、育児、子供の受験などのつれづれ。

ガルが宝塚のDVDを見ながら歌い踊っている姿を見て、長男ザーも幼いころやっぱり宝塚DVDを見ながら歌い踊っていたことを思い出しました。

2004年春、一時帰国。当時住んでいたバンコクでは3月、4月は一年でも最も暑いシーズンにあたるため、学校も2ヶ月近い長期休暇となります。なので一時帰国はたいていこの時期に行っていました。
この時、妹のサマンサが貸してくれたのが宝塚の「薔薇の封印~ヴァンパイア・レクイエム」でした。宝塚を見るのって子供の頃に地方公演とNHKで見たベルばら以来だから・・・30年ぶり?わくわく。

華やかな舞台を楽しみました。そうそう、こういったコテコテなところが良いのよ~^^。

ザー「あああ~、ばんぱいや~♪」踊りだしました。
ソニック「???」
ザー「ねえ、おかーさん、リディア(ヒロイン)はフランシス(主役)がこーけつ(高潔)だからミハイル(悪役)より好きなの?ねえ、そーなの?」
ソニック「うーん、違うと思う。幼なじみのミハイルはアウトオブ眼中だっただけ。フランシスは外からやってきた知らない人だから、カッコイイ~ってびびっと来ただけなんじゃないかな」

ザー、幼いながらに一応ストーリーは理解しているようでした。かぶりつきで画面に見入っています。フィナーレのショー場面ではちょっと飽きているようでしたが、最後の階段降りになると、目をまんまるにして凝視。

何度も繰り返して見ているのでバンコクに持ち帰り、サマンサには新しいDVDを買って返しました。

ザーは一生懸命で舞台の真似をして歌ったり踊ったりしています。

ザー「ねえ、おかーさん、ザーくんは大きくなったら宝塚のトップさんになりたい!

そ、そーなんですか?
夢を大きく持つのは良いと思うんだけど、「仮面ライダーになりたい」よりも更に実現可能性は低いわよねえ・・・。

ソニック「ザー、可哀想だけど、ザーは男の子だから宝塚のトップさんにはなれないんだよ。宝塚はみんな、女の人だから」

ザー「!? トップさんも女の人なの? フランシスも、ミハイルも、王様(ルイ14世)も、みんなみんな?」

ソニック「そう、みんなみんな、女の人。ザー、トップさんになるために、チ○を切っちゃう?」

ザー「(半べそ)ヤダヤダ、ザーくんはトップさんにならなくていい」

トップさんになる夢は諦めたものの、すっかり宝塚大好きになったザー。お正月はNHKの衛星放送を楽しみにするようになりました。
我が家に大画面テレビがやってきたときはさっそく宝塚のDVDをかけて「最前列で見ているみたいだねえ」と大喜び。←いったいいつ、どこで最前列から舞台を見るチャンスが?

2007年お正月には初めて劇場に観劇に行きました。そして、オペラグラスの取り合いになり、休憩時間にもう1個借りました。
一時帰国したら宝塚に行こうという感じになったので、マイオペラも買って・・・・。

ところがヨーロッパ転勤になってしまったため、日本に行く機会は激減。短い帰国期間はあいさつ回りだけで終わってしまうので観劇の時間が作れません。

ガルちゃんがもう少し大きくなったら、今度はガルちゃんも一緒に観劇に行こうね。