「~しなきゃダメでしょ」ができなかった時の悲劇 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

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大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

子どもへの声かけをする際
どんな言葉を選ぶか
意識していますか?

言葉って
ものすごく力があって
発した側の親の想像以上に
子どもを縛ったり
子どもの意欲を失わせたり
子どもの自己肯定感を下げたりするのです。

 







今日取り上げるのは
「~しなきゃダメでしょ」
という
何かしてほしいことがあって
それをするのが当然という
親の思い込みから
気軽に出てしまいそうな言葉です。

言葉って
慣れている言葉については
無意識に発してしまうので
自分が何をどう伝えたかなんて
覚えていないことも
多いかと思います。

でもね
言われた側はしっかり覚えているのです。

そして
場合によっては
その言葉に傷つき
その傷を抱えて過ごしているかもしれないのです。





自分が発する言葉に対して
気にし過ぎて
何も言えなくなっては困るので
程度の問題ではありますが
やはり
言葉選びを意識して
言いたいことは
子どもに力を与える言葉に
変えて伝えていくのが大事です。

これは
習慣化と
置き換える言葉を増やす意識が
必要になります。

難しい言葉を
使う必要はないのですが
・肯定的に伝えること
・いい言葉を使っている人をモデリングすること

は意識してみてくださいね。

 







そして本題の
「~しなきゃダメでしょ」です。

してほしいという
強い気持ちが出ていますよね。

この言葉を
子どもが聞いたらどう解釈するか?

おそらく親は
その行動をしてほしくて
言っていると思います。

けれど子どもの中に残るのは
「ダメ」の方が強いのです。

〇〇をしなきゃいけなくて
できないと自分はダメなんだ。

そんなメッセージとして
捉えているのです。





けれどそもそも
それができていないから
親は言っているわけで
そうなると子どもは
「できていない自分はダメ」
という部分だけを強く感じるようになります。

同じパターンで
言われ続けていると
「自分はダメなんだ」が
どんどん蓄積されていき
自己評価も自己肯定感も
下がる一方となります。

そうすると
やる気がなくなり
さらにできないことや、やらないことが増えていく。
という
悪循環に陥ります。

 







何気なく発した一言で
親としては
できるようになってほしいと思うから
言っていても
言葉によっては
逆に子どもに「ダメ」の烙印を押し
子どもの自己肯定感もやる気も
奪ってしまうことになりかねない。

これはとても恐ろしいことです。

では
どういえばいいのか?
なのですが
「ダメ」は使わないようにしてみましょう。

「~したほうがいいとお母さんは思うよ」
「~できるようにするにはどうしたらいいかな」

あたりでしょうか。

あわせて表情も
笑顔にしていくことを
忘れないようにしてくださいね。





そもそも
その行動ができなければ
絶対ダメなのかどうか
そこまで必死になって
子どもにさせなければいけないことなのか
そこをまずは
自分の中で考えていくことも
大事なのですけどね。

ひとりで考えて
言葉を変えていくのが難しい。

そう思う方は
継続セッションや
マンツーマンの子育てコーチング講座で
サポートしておりますので
ご利用くださいね。

これ以上お子さんの
やる気をなくしたり
自己肯定感を下げないためには
親側の意識改革と行動改革が必要です。

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昨日
MMCの認定講師の一人と話をしていて
子どもへの声かけって
基本2つでいいよね。
という部分で
一致しました。

そうなのです。

親が頑張らなくても
たった2つの言葉で接していけば
子どもが自分で考え
行動していくのです。

もちろんこれは
子育てコーチングがベースになっているのですが
これについては
また明日書いていきますね。

 

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ありがとうございます。

 

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