「考える力」って
すごく大事です。
それがないと
何かを理解したり
誰かに自分の知っていることを教えたり
さらに発展して考えたりひらめいたり
さまざまなことが表面的になってしまいます。
将来的なことでいうと
AIにとってかわられやすい、
だまされたり振り回されたりしやすい。
という点も見えてきます。
場合によっては
人に言われたことしかできなかったり
言われたこと、入ってきた情報が
正しいかどうかもわからないまま行動したり
一部だけを受け取って誤解したり
ということも起こりやすくなります。
ただ「考えなさい」を連呼していても
子どもの「考える力」は育ちません。
「考える」ことは成長とともに
勝手に育つものでは
ないのです。
意識して、継続的に育てていくことが
必要なのです。
もしも「考える」が
頭の中であれこれ思うことだと
勘違いしているなら
それは改めたほうがよさそうですよ。
ただ「思う」ことと、「考える」ことは
全く違うのです。
「思う」とはあれこれ様々な考えが
心の中に浮かぶこと。
もちろんそれだけで
決断したり、行動したり、判断したり
できなくはありませんが
「考える」ことを通さないと
どうしても弱くなりがちです。
だから
思い込みに支配されやすくなったり
ネガティブな思考に陥りやすくもなります。
では一体どうすれば
子どもに「考える」力を
育てていけるのでしょうか?
考えられるポイントは
いくつかあります。
・すぐに答えを教えないで、まずは自分の中で答えを出すように促す
・様々な答えが出てきやすい質問をする
・子どもの答えが出てくるまで待つ
・子どもから出てきた答えを否定したり批判したりしない
・「考える」ためのルールを親自身も実践しながら子どもに伝えていく
子育てをしていると
つい子どもに
「これは〇〇だよ」と
言ってしまっていること、ありませんか?
最初から答えが手に入ると
人は考えるのをどんどんやめていきます。
そのほうが楽だからです。
なので「教える」というのは
いいことに見えて実は怖いのです。
やり方を教えるのは
大事なことなのですが
答えを簡単に教えてしまうと
人は考えなくなりますからね。
答えが出てきやすい質問とは
コーチングでいう「オープンクエスチョン」です。
詳しくは
メール講座でもお伝えしています。
➡子育てコーチングがわかる!使える!子育てコーチング無料メール講座
これは実践すればするほど
親側の質問力も上がるし
自分がたくさん話さなくても
会話が弾む方法の一つですので
ぜひ手に入れてくださいね!
質問をして
子どもが自分なりに考えて
答えを出してきた。
ここからも大事なポイントが
いっぱいあります。
子どもが頭の中で
色んな情報の中から
自分の思う答えを見つけ
それを文章にして答えるには
ある程度時間がかかるのです。
大人のようにはいきませんし
個人差も大きいのです。
だからこそ
本人の中から言葉が出てくるまで
「待つ」ことが大事になります。
大人はつい待てずに
答えを渡したくなりがち。
そこをしっかり我慢して
待つ力はみにつけましょうね。
でないと
考えずに答えをもらう人に
逆戻りしてしまいますから。
せっかく子どもの中から出てきた答えに
否定的に接することも
良くありません。
「間違っている」と正そうとしたり
「それはおかしい」と批判したり。
そもそも
質問を投げかけた時点で
「どんな答えが来ても受け止める」と
決めておかなければ
質問をしても子どもは
答えてくれなくなります。
誰だってそうですけど
批判や否定をしてくる人とは
話したくないのです。
考えるためのルールとは
大人でも持っている人のほうが
少ないかもしれません。
考えるとは作業であり
なんとなくするものではありません。
だからやり方があります。
「考える」ためのルールややり方を
お子さんにわかるように伝えることは
できますか?
もしこれができないのなら
自分自身も「考える」ことが
わかっていない可能性があります。
ものごとをそのまま受け止め
自分なりに分析して
結論を出す。
それをまずは自分自身ができていて
なおかつ子どもにわかるように
その方法を説明できていたら
大丈夫だとは思いますが
もしできないのであれば
ぜひ方眼ノートメソッドを
手に入れておくことを
おススメします。
これがあれば
考えることはもちろん
コーチングやカウンセリングの実践まで
楽にできるようになるからです。
学校の勉強で成績を上げるだけでは
社会に出て生きていけません。
教えてもらう答えを暗記して答えて
点数をもらっても
そこに意味はないのです。
大事なのは
自分の持っている強みに合わせて
自分らしさを手に入れ
打ち出していくこと。
そして
考える力や
感情に支配されない
コミュニケーションの力を身に着けて
クリエイティブな力を発揮して
誰かのお役に立てる自分になっていくこと。
まずは親から実践し
ぜひお子さんへとつないでいってくださいね。
自分らしさを知り
打ち出していくためのヒントは
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