メルマガの読者さまから
ご質問をいただきました。
ご質問の内容はこちら
自分とは違う人を
「受け入れ」ようとすると
無理が生じます。
なぜなら
相手は自分とは
全く違うルールで生きている人だから。
受け入れるとは
自分の中に入れていくこと。
全く違うルールを持ったままの人を
自分の中に入れると
自分か相手
どちらかのルールを
変えていかないと
衝突してしまいます。
だからこそ
「受け止める」だけに
してほしいのです。
「あぁこの人は
こういうルールで生きている人なのだな」
「この子は
このルールなのだな」
と知るだけです。
それ以上のアクションは
ありません。
何かするとしたら
自分ができること
してあげたいことはするけれど
自分ができないこと
したくないことはしない。
自分が勝手に相手に期待したことを
その相手がしてくれないことで
がっかりしない。
自分は自分
子どもは子ども
夫は夫。
みなそれぞれ別の人生を
歩んでいる人たちで
たまたま「家族」というくくりで
一緒の家に暮らしていますが
それこそルームメイトだと
思っていていいのです。
家族を「受け入れ」て
家族のことを
自分が納得して過ごそうとすると
自分が彼らのルールを
受け入れなくてはならず
そんなことをすると
自分が揺らぎます。
逆に
自分のルールを
相手に押し付けようとすると
相手が反発するので
簡単ではありません。
無理に自分のルールを
押し付けて守らせた結果
相手が自分を失うことだって
ありますからね。
家族なんだから
みんな同じ。
は
不可能です。
同じ部分が
あるかもしれませんが
全体で見れば「違う」ままで
いいのです。
同じを求めるのであれば
これからも
落ち着かないし
揺らいだままの状態が
続きます。
少し距離を置いて
「この人はこうなんだ」
とただ認識して
ルームメイトくらいの距離感で過ごす。
それで良くて
それ以上の一体化は
必要ないのですよ。
これは
発達障害や
グレーゾーン、HSCやHSPでなくても
同じです。
人はみな「違う」存在です。
家族になったからといって
同化する必要はないし
いつか家族みんなを
完全に完璧に理解したり
受け入れたりなんて
ないと思ってください。
そうしなければ
家族ではない。
なんてこともありません。
わが家は仲良しですが、それぞれ全く違う人の集まりです。
無理に合わせることもできないので、一緒に暮らしたいとは思わないのです。
自分は自分のルール
家族は家族のルール。
ほんの少しすり合わせられるのなら
すり合わせればいいし
すり合わせたくない人たちなのであれば
そのままでいくしかありません。
家族ってそもそも
バラバラですよ。
自分の中にある
理想の家族像に
今の自分の家族を
あてはめないでくださいね。
今目の前にある現実が
自分の家族なのだということです。
それについて
自分が納得できるかどうかなんて
関係なく
現実はココにあります。
それを認識するだけです。
自分の見たい未来を期待して
今の家族のありようを否定しないこと。
自分を犠牲にして
被害者にならないこと。
ここに自分が望んだものは
ないかもしれませんので
あきらめも時には必要です。
そのかわり
得られるものは必ずあるはずです。
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ありがとうございます。