冬休みの宿題でも長期の達成目標でもやることは同じ。親主導になりすぎないために。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

クリスマスが終わって
冬休みも本格的に始まりましたね。

短い期間だし
イベントごとや
出かける機会も多いのですが
そんな中でも
始業式間際になって困らないように
宿題をこなせる計画は
立てておきたいですよね。

 







冬休みの宿題という
短期の計画も
長期的な達成目標も
基本的にやることは同じです。

①ゴール設定
②ゴールイメージ
③現状の把握
④分析とリストアップ
⑤取り組みの順番決め
⑥行動
⑦ふりかえり


この流れを把握しておいて
お子さんから
聞き出しつつ
計画を作って実行していきます。

①~⑦のすべてと
実行途中での声かけや
修正への対応などが
コーチングでできます。




せっかくなので
自分自身がこの冬休み期間に
達成したいことも
この流れに沿って
お子さんと一緒に
計画づくりからやってみませんか?

 







①ゴール設定

できるだけ具体的に設定します。

〇日までに
など数字を入れて
誰が見ても
いつまでに
どのような状態になるのかが
わかるようにします。

例えばダイエットなら
〇日までに〇キロ減らす。
とかです。



②ゴールイメージ

モチベーションを保つのに
大事な部分です。

ゴールにたどり着いたら
そこにはどんな自分がいるのか。

その自分にワクワクして
やる気を自分で引き出せるように
なってほしいのです。

親が押し付けたゴールでは
子どもにワクワクする気持ちは
出てきませんから
しっかり対話をして
ゴールを引き出すところから
取り組んでくださいね。

 





③現状の把握

現在地をしっかり把握しておかないと
計画をあとから変更することに
なったりします。

宿題なら全量把握を
きちんとやりましょう。



④分析とリストアップ

把握した現状をみながら
何にどう対応すればいいのかを考え
やるべきことをリストアップしていきます。

あわせて
子どもの性格に合わせた
飽きない工夫や
やる気を落とさない方法も
考えておくといいですよね。

 





⑤取り組みの順番決め

優先順位をつけたり
日にちで割り振ったりして
何からやるのかを
しっかり決めておきます。

その日になって
「今日は何をしようかな」
から始めるのは
やる気がどこかへ行きやすいので

おススメしないのです。

 

気分的に縛られたくない。

きっちり決めるのを嫌がる人もいます。

 

その時は

やることをくじにしておくとかして

取りかかる前に「考える時間」を

作らないようにしておきましょう。

ここも親の押し付けではなく
子どもが自分で決めるように
声かけしてあげてください。



⑥行動

決まったらあとは丸投げではなく
「今日は何をするんだっけ?」
「今日の予定はどのくらいできたの?」

お子さんの行動を促したり
「〇日に終われば〇〇だね」
とやる気を引き出したり
関わりは続きます。

 

息抜きも大事ですよぉ~!



⑦ふりかえり

最後には振り返って
次のお休みはどうすればいいかを
確認したり
出来たこと、がんばったことを
しっかり言葉で伝えていきましょう。





なぜこれをするかというと
子どもに
「計画を立てて
行動して
達成できた!」
という成功体験を
実感してほしいから。

宿題なんだから
やって当然。
ではありません。

最初は親がかりであっても
「自分で計画してできた!」
を沢山経験することで
やる気も自信も
行動力もついていきます。

「お母さんが教えてあげたから」
「お母さんが声かけしたから」
はいりません。

それは
いずれ大きくなって
子どもが気づくこと。

自分のことは
自分でほめておけばいいのです。

 

image

がんばったワタシにごほうびもありあり!



無理に子どもに
感謝を求めず
子どもの「できた」を
最優先にしてくださいね。

宿題をやり終えることは

もちろん大事ですが

子どもが自分で考えて

取り組んで、できた!を体験していくのは

さらに大事なこと。

 

その目的を
勘違いしないためには

親自身も
「何のために関わるのか?」

「子どもに何を得てもらうためにやるのか?」
をしっかりと確認しておいたほうが
いいですよ。

 

そして

あくまで親はサポーターで

主役は子ども。

ということを

お忘れなく!

 


親が行きたい方向へ引きずって行っちゃダメなのです!!


 

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございます。

 

おかんが今に至るまでの道のりと、発達障害児の子育て
おかんが子育てコーチになるまで
長男との16年間
子育てという真っ暗なトンネルからどうやっておかんは出てこれたのか
発達障害と診断された息子のその後
発達障害の子どもを育てるために大事なこと
発達障害もHSCもHSEがポイントだった!
発達障害とは、生まれつき能力が低い人のことではない
発達障害のある子どもを育てるということ
発達障害とか定型発達とか、いちいち分けなくてもいいと思うんだけど
我が子が「発達障害かもしれない」と思ったとき、こういう部分も考えてほしいのです
発達障害児の子育てで、地味に傷ついていたこと
発達障害の特性による行動はプレッシャーがあると強くなり、受け入れられ安心できるとましになる

 

これまでによく読まれた記事はこちら
小学生の子どもの「おこづかい」、みんなどうしてるの?
子育てでしないほうがいいこと~子どものことを無視する(1)
子どもの習い事にお金をかけるよりもまず先にお金をかけてでもやっておいた方が効果が上がること
一度食べたらハマってしまった。体に良くて簡単に作れて便利な「切り干し大根のポン酢漬け」
感動の再会!となるはずが、大笑いで始まる2日間。友達と和牛のライブに行ってきたよ!①