クリスマスが終わって
冬休みも本格的に始まりましたね。
短い期間だし
イベントごとや
出かける機会も多いのですが
そんな中でも
始業式間際になって困らないように
宿題をこなせる計画は
立てておきたいですよね。
冬休みの宿題という
短期の計画も
長期的な達成目標も
基本的にやることは同じです。
①ゴール設定
②ゴールイメージ
③現状の把握
④分析とリストアップ
⑤取り組みの順番決め
⑥行動
⑦ふりかえり
この流れを把握しておいて
お子さんから
聞き出しつつ
計画を作って実行していきます。
①~⑦のすべてと
実行途中での声かけや
修正への対応などが
コーチングでできます。
せっかくなので
自分自身がこの冬休み期間に
達成したいことも
この流れに沿って
お子さんと一緒に
計画づくりからやってみませんか?
①ゴール設定
できるだけ具体的に設定します。
〇日までに
など数字を入れて
誰が見ても
いつまでに
どのような状態になるのかが
わかるようにします。
例えばダイエットなら
〇日までに〇キロ減らす。
とかです。
②ゴールイメージ
モチベーションを保つのに
大事な部分です。
ゴールにたどり着いたら
そこにはどんな自分がいるのか。
その自分にワクワクして
やる気を自分で引き出せるように
なってほしいのです。
親が押し付けたゴールでは
子どもにワクワクする気持ちは
出てきませんから
しっかり対話をして
ゴールを引き出すところから
取り組んでくださいね。
③現状の把握
現在地をしっかり把握しておかないと
計画をあとから変更することに
なったりします。
宿題なら全量把握を
きちんとやりましょう。
④分析とリストアップ
把握した現状をみながら
何にどう対応すればいいのかを考え
やるべきことをリストアップしていきます。
あわせて
子どもの性格に合わせた
飽きない工夫や
やる気を落とさない方法も
考えておくといいですよね。
⑤取り組みの順番決め
優先順位をつけたり
日にちで割り振ったりして
何からやるのかを
しっかり決めておきます。
その日になって
「今日は何をしようかな」
から始めるのは
やる気がどこかへ行きやすいので
おススメしないのです。
気分的に縛られたくない。
と
きっちり決めるのを嫌がる人もいます。
その時は
やることをくじにしておくとかして
取りかかる前に「考える時間」を
作らないようにしておきましょう。
ここも親の押し付けではなく
子どもが自分で決めるように
声かけしてあげてください。
⑥行動
決まったらあとは丸投げではなく
「今日は何をするんだっけ?」
「今日の予定はどのくらいできたの?」
と
お子さんの行動を促したり
「〇日に終われば〇〇だね」
とやる気を引き出したり
関わりは続きます。
息抜きも大事ですよぉ~!
⑦ふりかえり
最後には振り返って
次のお休みはどうすればいいかを
確認したり
出来たこと、がんばったことを
しっかり言葉で伝えていきましょう。
なぜこれをするかというと
子どもに
「計画を立てて
行動して
達成できた!」
という成功体験を
実感してほしいから。
宿題なんだから
やって当然。
ではありません。
最初は親がかりであっても
「自分で計画してできた!」
を沢山経験することで
やる気も自信も
行動力もついていきます。
「お母さんが教えてあげたから」
「お母さんが声かけしたから」
はいりません。
それは
いずれ大きくなって
子どもが気づくこと。
自分のことは
自分でほめておけばいいのです。
がんばったワタシにごほうびもありあり!
無理に子どもに
感謝を求めず
子どもの「できた」を
最優先にしてくださいね。
宿題をやり終えることは
もちろん大事ですが
子どもが自分で考えて
取り組んで、できた!を体験していくのは
さらに大事なこと。
その目的を
勘違いしないためには
親自身も
「何のために関わるのか?」
「子どもに何を得てもらうためにやるのか?」
をしっかりと確認しておいたほうが
いいですよ。
そして
あくまで親はサポーターで
主役は子ども。
ということを
お忘れなく!
今日もお読みくださり
ありがとうございます。