子育てでは
「こうしたほうがいい」
がたくさんありますが
同時に
「これはしないほうがいい」も
かなりあります。
日々の子育ての中で
もしもやってしまっていたら
少しずつでいいので
しない方向へ持っていきませんか?
今日のテーマは
「子どものことを無視する」
です。
親も人間ですからねぇ。
イライラしたり
腹が立つこともあります。
無神経に近づいてこられて
つい無視してしまうことが
ないとも限りません。
だから
これまでの子育ての中で
「子どもを無視したことがある」
からといって
今ここで自分を責めたりは
しないでくださいね。
ということで
・子どもとのコミュニケーションは大人同士のコミュニケーションとは違う
・無視した時の子どもの心について考える
・イライラしたとき、気持ちがおさまらない時の対処法
この3点について
書いていきます。
当たり前といえば
当たり前なのですが
子どもとのコミュニケーションは
大人とのコミュニケーションと
全く違います。
そもそも
ベースとなる双方の関係性が
違います。
大人同士であれば
基本対等な人間関係にありますが
親と子は
保護者と保護される側です。
どうしても
親の方が優位に立ってしまうのです。
子どもはまだ一人で
生きていくことができません。
また
親を選ぶことはできません。
もしかしたら
選んで生まれてきたかも
しれませんが
生まれてきた後で
「違うな。じゃあ変更で。」
とはいかないのが
親子関係です。
たとえば
上司と部下や
夫婦関係なら
転職、退職、離婚など
距離を置く方法は
あるのです。
けれど
親子となると
子どもの方から
関係性を断つことって
ほぼ出来ないんですよね。
だから
そもそも不均衡な関係性なのだと
認識してください。
しかも子どもは
本能的にお母さんのことが大好きです。
どんな対応をされても
やっぱりお母さんが好き
という気持ちは
どこかにあります。
だから
大好きなお母さんから
冷たい対応をされると
絶望感は大きくなるのだろうと
思われます。
子どもの方から
親に対して感情の縁を切るのには
とんでもないエネルギーが
必要になるのだろうと
思います。
だから
ダメージも大きくなりますよね。
そういう前提を
しっかり理解したうえで
親の優位性をさらに高め
子どもの心に
想像以上に傷をつけてしまう
「無視」は
しない方がいいのです。
友達同士のいじめで受ける無視も
もちろん辛いことですが
親から無視されるのは
それ以上に辛いこと。
まずはそこを
理解してくださいね。
➡子育てでしないほうがいいこと~子どものことを無視する(2)
今日もお読みくださり
ありがとうございます。