癇癪を起こすと理由をきいたり話をしたりができなくなりますが、どうすればいいでしょう? | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

子育てコーチング講座で
いただいたご質問です。

 

ご質問

うまくできなかった時、思い通りにいかなかった時、かんしゃくを起こす時がある(4才男の子)。理由をきこうとするが、なかなか言ってくれません。話を聴く姿勢になってくれません。



子どもの癇癪を
心の余裕を持って見守れるお母さんって
なかなかいないですよね。

どうしても
なんとかしたいと思ってしまいます。

ただね
子どもも
上手く自分で説明できないから
癇癪を起こしているので
そこで理由をきこうとしても
おそらくそれは
無理だと思います。

簡単に落ち着かせることも
できませんからね。

時間をかけて
落ち着いていくのを
待つしかないです。

 







以前
子どもの怒りについての記事でも書きましたが

子どもが怒った時の行動に困っています~ご質問いただきました!

癇癪をダメなことだと
取り扱わないこと。

それも子どもにとっては
表現方法の一つです。

いずれは言葉や行動で
解決してもらえるように
育てていくのが子育てですが
それは
焦っても仕方ないのです。





癇癪や怒りの理由。

それを
今ここですぐに
はっきりとさせなければいけない理由は
何ですか?

もちろん
それが分かれば
子どもを落ち着かせることが
できるのかもしれませんが
そもそも
それが言えなかったり
通らなくて癇癪を起こしているのですから
子どもから聴きとるのは
あとから。

親から見て
うまくできなかった時や
思い通りにいかなかった時に
癇癪を起こしているのであれば
それが理由です。

理由がわかれば
解決になるかといえば
相でもありません。

うまくできないから
癇癪を起こす。

ならば
いつもうまくいくように
すればいいかというと
そうではないし
チャレンジしなければいいかというと
そうでもないからです。

 







具体的な接し方としては
癇癪を起こしているという
事実をそのまま認識し
本人が落ち着くのを待つ。

落ち着いてから
気持を訊いてみて
話せるようなら聴きます。

なぜ癇癪を起こすの?
という
質問はしません。





「うまくいかなくて腹が立った」

と子どもが言うのであれば

「そうだよね。うまくいかないと
腹が立つことあるよね」

とそのまま認めます。

だって
うまくいかなくて
イライラしたり
むしゃくしゃしたりするのは
本人がしようと思ってすることではなく
感情の動きですから
仕方ないのです。

腹が立つ
イライラする
むしゃくしゃする

そんな気持ちを
そうだよね。
そういう気持ちになるよね。

肯定的にただ聴くこと。

そこから
癇癪をなくすための
解決法を
アドバイスする必要は
ありませんし
本人に質問して
解決していこうとする必要も
ありません。

 







腹が立ったり
イライラしてもいい。

気持はお母さんが
しっかり受け止めて
聴いてくれる。

子どもが実感として
そうわかると
いずれ癇癪は減っていきます。





いずれ。

ですからね。
それを待つくらいの
心の余裕は
自分の中に作っていきましょうね。

 

自分の心、喜ばせていますか?





理由をきこうとしても
子どもが言わない。

というところで
次男が保育園に通っていた頃のことを
思い出しました。

ある日突然
登園渋りが始まったのです。

理由をきいても
泣くばかりでわからない。

結局
本人の気持ちがおさまるまで
時間をかけて
預けるかお休みすることにしました。

有給は大幅になくなりましたが
夏休みを過ぎたらけろっとして
登園するようになり
さらに数か月後
本人の口から
当時の真相が語られました。

「朝の時間お友達に
おもちゃを取られるのが嫌だった」





親にとっては
そんなことすぐに言ってよ。

かもしれませんが
本人にとっては
言いたくない理由も
あったのでしょう。

だからこそ
理由を聴きだすのを
ゴールにするのではなく
どんな時もそれでいい。
の実践を
ゴールにしていくことを
意識してみてくださいね。

理由を聴いたからとて
癇癪を起こさなくなるわけでは
ありませんからね。

 







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