子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(後編) | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

子育てで大事なのは、
子どもがこの先自立した後も、
自分の力で
幸せに生きていく人に育てること。

 



であれば、
日々の子育ての中で、
してほしくない子どもの行動、
何度言ってもできないこと、
やってもうまくいかないこと、
そういうことについて、
条件反射のように怒らない。

じゃあどうすれば?
というテーマで書いています。

前回の続きです。

 

 





子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、
具体的にどうすればいいのか?

6つのポイントのうち、
今日は⑤と⑥について
書いていきますね。

親自身が幸せに生きること
できないことも認め、どうすればできるのか?という視点で考えること
子どもに肯定的に接していくこと
行動につながる考え方を子どもの中に育てていくこと
⑤おかしいと思ったことはしっかり伝え話し合うこと

子どもを信じること




前の3つと最初の記事はこちら
➡子どもの「できない」への対処法~怒るのが逆効果な理由とそもそもの幸せってなに?

子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(前編)

子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(中編)






 

おかしいと思ったことはしっかり伝え話し合うこと



子どもを肯定することは
大事です。

でも
闇雲に
何でもかんでも肯定したりとか、
人としてやってはいけないことまで
肯定する必要は
ありませんよね。

社会で生きていくための
ルールは守る必要がありますし、
親自身が持っている、
基準みたいなものと
照らし合わせて
言うべきことは
言わなければいけない。

そのバランスは
考えていく必要があります。





やり方としては、
どんな行動であれ、
子どもがそうしたいと考えた
その背景については
そのまま受け止める。

決して自分の中で
それをOKにしなくてもいいです。

ただ、
子どもには子どもの考えがあり、
この子は今こう思って
この行動を取ったのだな。
という「事実」を
そのまま受け止めることは
必要です。

そのうえで
親として言うべきだと
判断したことについては、
「お母さんは〇〇だと思う」

しっかり意見を言い、
必要ならば
自分はなぜそう思うのかという、
説明をきちんと子どもに
していきましょうね。

 







場合によってはここで、
子どもと話し合いをした方が
いいケースも出てきます。

話し合いとは、
どちらかの意見に
もう片方をねじ伏せるのが
目的ではなく、
お互いの意見を出し合って、
ちょうどいい着地点を
一緒に見つけるためのもの。


お互いが
「自分が正しい」
という主張を譲らなければ、
いつまでたっても
話し合いは終わらず、
着地点は見えてきませんので、
いい方向に向かう
「話し合い」を
親として根気よく見せ続けていくことも
大事です。




こういう「話し合い」が
苦手な人は多いですよね。

話し合うとは、
自分の意見に相手を従わせることでは
ありません。

お互いの言い分を
きちんと出して、
肯定しつつ、
どう決着をつけるのか、
お互い譲るところは譲り、
いい塩梅のところを
探るやり方です。

どちらにも100%いい結論が
出てくることは稀で、
譲る、妥協する、
は大事な方法の一つ。

けれど、
片方にその負担が
集中するやり方は
話し合いとはいえず、
説得や押し付けになります。

 







いい話し合いをするためには、
お互いの信頼関係や、
相手を尊重する気持ち、
相手の話を肯定的に聴く力が
必要になります。

それは、
親がその姿を見せながら
教えていくしかありません。

まずは自分自身が
そういう話し合いができるように、
自分自身を成長させていくこと。

いつからでも遅くはないので、
取り組んでみてくださいね。




 

子どもを信じること



子どもを信じることについて、
「できない」という
お悩みをよくお聞きします。

なぜそうなるのかというと、
信じるための根拠を
子どもの行動に求めるから。

けれど、
子どもは親の言うとおりに
動くロボットではなく、
一人の意志を持った人間ですから、
親の思うとおりには
まずなりません。

だから、
期待を裏切られたように感じて、
「信じられない」
という結論に至るのかもしれませんが、
そもそも
信じるかどうかは、
子どもの行動から
判断するものではなく、
親自身が
「信じる」か「信じない」かを
決めるもの。


根拠などいらないのです。

あなた自身が
信じたいと思うのなら、
「信じる」と決めればいいだけのことです。

信じることと
期待することを
ごっちゃにしないでくださいね。

信じることの見返りは
求めるものではありません。





信じたのに裏切られた。

それは、
「信じてあげれば裏切られない」と
思っているということ。

そんな都合のいいものは
ありません。

 



子どもの行動がどうであれ、
私はこの子を信じたいのかどうか。

そこで決めてくださいね。

心がぐらついたときは、
自分に対して、
「信じたいのかどうか」を
訊くこと。

信じる。

自分の行動ですから、
答えは自分の中にあるのです。





子どもへのガミガミは、
度を超えると
子ども自身を否定し、
子どもの自己肯定感を下げ、
意欲を奪い、
子どもが幸せな人生を歩んでいくための
障壁となってしまいます。

そうならないために、
考え方を変え、
接し方を変え、
できることを
どんどん取り入れて、
あきらめずに続けていく。

すぐには変わりませんが、
自分を認めつつ、
実践→振り返り→実践
繰り返していけば
いつかきっと
なりたい親子に
なっていけますからね。

 







一人で取り組むのが
不安であれば、
いつでもサポートは
いたします。

餅は餅屋。

プロのサポートがあると、
ゴールにたどり着く時間は
確実に早くなりますからね。

そこに
使えるスキルや道具、
知識があると
さらにその時間は
早くなります。

親子それぞれの
性格から知って
それに合わせた対応を考えつつ、
くじけそうになったら
励ましたり
アドバイスをしたりしながら
一緒に歩いていきましょ!

「気質」×「コーチング」×「ノート術」で人生も子育てもうまくいく~ハンサムおかんの子育て塾~

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この記事は連載です。

 

子どもの「できない」への対処法~怒るのが逆効果な理由とそもそもの幸せってなに?

 

子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(前編)

 

子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(中編)

 

子どもの「できない」にガミガミ怒らないために、親が取り組むこと(後編)
 


 

 

 

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