■2024/5/24(金)
■夫はオピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)ナルサスを使用し始めて、痛みも楽になりました。
頓服のナルラピドも、今の所1回使用のみです。
心配していた副作用の便秘は、同時に飲んでいる抗生剤が下痢になりやすい薬ため、今の所は便秘にはなっておりません。
■胆のう炎のひどいのでドレナージチューブをつけたままの在宅療養中ですが、ありがたいことに、退院後は熱も上がらず、穏やかに日々を過ごしております。
週に訪問診療医師が3日、
訪問看護師3日の6日来ていただけてます。
日曜日以外はドレナージチューブ洗浄をしていただけているのも、体調が安定している理由だと思ってます。
■食べる量が減ってることに対しては、色々な理由が有るようで、訪問診療医師が可能な所を少しずつ対策してくださってます。
・『濃い味のものでないと食べることができない』との夫の訴えに対して、訪問診療医師が『舌が黒くなっている』ことに気がついてくださいました。
『黒毛舌』というのでしょうか?
抗生物質を長期間飲んでいると真菌が増えやすくなり、舌が黒くなる場合があるそうです。
それが原因で『味を感じにくいかったり、美味しく感じない』のかもしれないとのことで、
お薬『オラビ錠』と、
舌専用のブラシを使用することにしました。
・ステロイドを使えば食べれるそうですが、副作用で免疫力低下の可能性もあり、漢方薬『六君子湯』を使って様子を見ることになりました。これは今夜から使用します。
◇在宅でCART(腹水濾過濃縮再静注法)が可能だそうです◇
■『お腹が張った感じがしてきた』と、夫が訴えています。
腹水の可能性が有るので、明日訪問診療医師がエコー機械を持参いただき検査してくださる事になっています。
私から見た夫のお腹周りは、体の全体の痩せ度合いからすると、痩せてない人と同じくらい有るので、やはり腹水があるのだと思っています。
今後、どの程度大きくなるかによりますが、腹水を抜いたりする必要が出てくるかもしれません。
今日はお腹が張ってないとのことでした。
・夫を診てくださっている訪問診療医師のクリニックでは、CART(腹水濾過濃縮再静注法)が可能とのことです。
CARTは在宅医療では、できないと思っていたので、在宅医療でできる範囲の広さに驚きました。
【CARTとは】腹腔内に針を刺して腹水を抜き、細菌、がん細胞や血球成分を取り除いてアルブミンなどの有効成分を濃縮した腹水を静脈から戻す方法です。
無治療の悲しみ
■夫は、オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)ナルサスを使用し始めて、
『病気が治ったかのように痛くないけど、薬が効いてるだけで、治ったわけじゃないんだよな』と悲しい顔をしました。
お薬が効いてるだけでも、うれしいことなのですが、『癌を治療さえできない』事への悲しみは、どうしようもない悲しみです。
今日の様子
■昨日、夫の勤務する会社の建築中現場がテレビドラマの中で使用されました。
けっこう長く映ってて、夫は喜んでました