2023/12/8〜12/12振返り

【要旨】救急車で運ばれて入院後、膵臓がん告知、バイパス手術、胆管ドレナージ及び胆汁漏れ合併症を経て、退院が見えてきました。

42日間入院したので自宅での生活に不安が有り、その解消をひとつずつ行なう期間でした。

◇日記◇

■2023/12/8(金)
退院に向けて、不明点夫と相談
・バイパス手術の後、外科医から退院前に食事について説明あると聞いていたが、いつ有りますか?
→外科の執刀医が病室に来てくれた。退院が長引いたので、今は病院でも分割食7分粥まで進んでいた。なので、特に、何でも食べて良いとのこと。
「年末年始にお寿司食べて良いか?」との質問に、OKとの回答いただけた
・外ろうの管理の仕方看護師さんからレクチャー
12/11 14:30シャワー15:00レクチャー
12/13 14:30シャワー15:00外ろう管の抱合を私が練習でやってみる
・外ろうの取れるのがいつになるか?
主治医より、12/24迄外ろう必要と申し送りします。とのこと。
外ろう外しは、年またぎを覚悟。
・病院内ショプで洋服が買える。
パジャマで救急車で運ばれた為に、退院時洋服を購入。
お腹に管つけたままの退院の為に、ウエストゆったりしたズボンを夫が購入希望。
ところが、入院中ほとんど絶食で痩せており、Sサイズでもゆとりがあることに、本人ショックだが、私に心配させないように気遣ってる雰囲気
その他、前開き(胸〜腹の部分)マジックテープで着替えられる下着を2枚購入した
■2023/12/9(土)
12/15(金)に退院し、そのまま転院先病院に行くことが前日に決まった。
今日の夫の顔は明らかに入院中の今迄と違って、スッキリした顔になっていた。
気持ちも整理されてきている様子。
■2023/12/9(土)
午前中実家で1人くらしの父の所で昼食を作り一緒に食べた。お風呂掃除等家事を手伝い、夕飯を用意して病院に向かう。
夫の入院以前から、二週間に1回実家に行っている。私の行かない週末は実弟が行ってくれている。実父は要支援1。
ヘルパーさんが、週1回来てくれて、掃除や買い物手伝ってくれている。

実父よりお見舞い金をいただいた。助かります。実父は「本当は、その100倍入れてあげたい気持ち」と言ってくれ、涙出そう。
実母の三回忌は夫の退院翌日の為、私は来なくて大丈夫と言われて、迷ったが、そうさせてもらうことにした。実弟からも同様のメールもらい、ありがたい。

■夫は1ヶ月以上入院してて、ベッド生活でだんだんデールームにも行きたがらくなってきていた事が心配になる。
なるべく、面会時は病室ではなく、デールームに行っていたが、ドレナージ胆汁漏れの合併症以来は病室で面会になっていた。
デールームでの面会はじめでみよう。
「座れる時間は、寝てないで、座ってみて。スクワットが、いいらしいよ。」と言ってみたら、
夫から「うるさい」と怒られる。

■2023/12/10(日) 
私は病院面会お休み日
・膵臓がんの外科医ユーチューバーが、
筋トレを推奨している。
夫にユーチューブを送る
抗がん剤治療中にも良いそうだと伝えた。
(夫より)
「今朝は談話室で足上げ、スクワットやつたよ。ありがとね、未だお腹のチューブ周りがね。少しずつだな」
素直に受け入れてくれた。良かったです。

■2023/12/10(日)
退院して自宅では胃空腸バイパス手術後のため、消化がいい食事。
かつ、膵臓がん患者と私の食事。
どうすればいい?
とにかく、がんセンター栄養士さんのレシピ本を注文した。
食事のことだけでなく、
退院後の自宅での日々の生活は、どうなるんだろう。
不安で一杯。

■2023/12/11(月)
看護師さんから、外ろうになってる所の管理の仕方について、レクチャー有り。
消毒の仕方や、管を体に固定するテープ貼り方。バッグに貯った液体の捨て方。
今日は、看護師さんのを見学させていただき、明後日は私が実際やってみることになっている。

この頃、私は誕生日があった。
誕生日にだけ連絡取り合う親友からメールが届きました。
返信で今の自分と夫の状況を書いて送ったら、返信をくれた。
少しチカラをもらった気持ちになった。
身内と会社の人以外に言ってなくて、始めて友達に言った。

未来のために今まで頑張って生きてきましたが、突然未来が無いと宣告される場合があると知りました。
今が楽しくて、今のために生きてなくちゃ駄目だね。
今日のために生きて行こうと思います。

■2023/12/12(火)
夫の会社の人が病院に面会に来る日だったが、腫瘍熱のため、本人の希望で延期にしていだけるよう、私から連絡した。

ドレナージ胆汁漏れの合併症は良くなって来て、検査結果も良かったのですが、一昨日から熱があり、解熱剤で下がるのですが、また時間が経てば37-38℃くらいの熱が出ます。
血液検査をして、結果によっては、退院は延期になるかもしれないとのこと。
退院と転院延期になったら残念だけど、仕方ありません。

夫と同じような状況で膵臓がんが見つかり、長く生きてる人を1ヶ月以上探したが、見つからない。
「やっぱり、長く生きるのが難しいのか…」と落ち込んだり、「いや、いないなら、夫が長く生きて、ロールモデルになれますように」などと、強気な気持ちとが交互にやってくる。
今は、まずは退院すること。それが今の目標。先を見すぎない。

◇この時の気持ち◇

■入院中は、医師や看護師さんに守られてここまでやって来れた。 

ここからは、基本私一人で夫をサポートすることになる。

■抗がん剤投与が合併症のため遅れているが、年末にさしかかり、転院先でいつから抗がん剤投与が可能なんだろう?

転院できても、抗生剤投与が終わるまで抗がん剤ができないらしいので、抗がん剤は年明けのつもりの気持ちでいたほうがショック少なそう。

■外ろうの管理は、消毒やチューブを固定するテープでなど看護師さんに習ったが、素人ではなかなか難しい。私は普通の人より、血を見てフラつくタイプなので、苦手な作業。

でも本人ができることでもなく、私がやるしかない。

■外科医から何でも食べて良いと言っていただけたが

「もう長くないから、好きなもの食べなさい」と言われてるようにも感じた。

いやいや、悲観的過ぎると思い直し、

「バイパス手術上手く行った」と考えるようにしようビックリマーク