2023/11/7(火)
■11/4救急車で緊急入院後、11/6本人に膵臓がんで手術不可の告知と、今後の治療方針(胃空腸バイパス手術後に、抗がん剤治療)も医師から話がありました。
その翌日には、術前の高カロリー輸液投与のためPICC留置がありました。
★口から食べられない期間は、
入院〜胃空腸バイパス手術が終ってから4日目位迄、16日間位続きました。

仕事どうするのか?問題

■夫の会社への連絡は、引き続き私から連絡して欲しいと夫から希望がありました。
・今後、仕事どうするのか?
・会社に病状のどこまで話すか?
本人は、そんなことすら考えたく無いし、混乱していて、心身ともに余裕がない状況のようです。

■この日、会社の人が病院に面会に来てくださいました。
夫が新卒で就職(新卒の時は大手企業に就職)した時の同期で、お互い違う会社での勤務を経て、今の会社に誘ってくださった人です。
日頃から大変お世話になってますし、
今回心配して早速お見舞いに来てくださいました。
その人は営業で夫は技術。
この時点では、まだ夫は病院で入院中に仕事をやるつもりで、会社のパソコンを持ってきていただき、「自分がやらなくて誰がやる!」
と鼻息荒くしてました。

■年齢・環境・仕事の役割等によって、
病状を会社にどこまで話すか?
本人が決めるのが良いと思う。
自分だったら、そうします。
だけど、本人ができない状況(若干甘えてるようにも感じるが…)なので、
私が考えて行動しました。
どのくらい生きれるか分からなかったので(今も分かりませんが)、
かなり短い可能性もある前提で、
会社には分かってること全部話しました。

■会社のほうも、仕事できる状況で無いことを理解してくださり、仕事のことは、『バンザイ』して全て社長(小さな会社なので、上司が社長です)に巻き取ってもらえるようにお願いしたところ、社長もそれが良いとおっしゃってくださいました。

■本人は入院しながら仕事するつもりだったとのことで、話が面倒くさいことに…
(私)「会社には、膵臓がんであることや、この後、胃空腸のバイパス外科手術があることを伝えたので今は仕事できないことは納得いただけている」
と夫に伝えた所、
(夫)「そんなことまで伝えたの?あなたって人は…すごいね」
と言った後で、
(夫)「手術もあるし社長にお任せしてバンザイするか」
という話になりました。 

「すごいね」って何なのよあせる
と思ったけど、とにかく夫は、重病なわけだし、仕方ない…

■社長からの信頼を失いたくないとか、
役に立たない存在と思われたくないとか、
責任有る仕事を途中で投げ出したくないとか、
夫が思ったかどうかは、
詳しい所は口で言ったりするタイプでないので本人にしか分からない。
しかし、恐らく、それに近い気持ちがあったように、そばで見ていて感じました。

■その翌日、社長が面会に来てくださいました。
仕事を全部巻き取っていただけるとの事になったのですが、巻き取ると言っても、小さな会社で代わりの人がいるわけでなく、外注することになります。
会社にとって、お金の負担がかかるし、外注してもそのマネージメントなど手間は間違いなくかかるわけですが、格別のご配慮いただけました。
「まずは体のことを一番に考えて下さい。」
と心温まるメッセージまで頂戴し、とてもありがたかったです。

◇この時の気持ち◇

今迄もそうだし、今回も、夫の人生は、本当に周りの人に恵まれているように思います。
残念ながら「膵臓がん」という重い病気にかかってしまいましたが…
ところで、私の仕事の方は大丈夫か?問題ですが、人が大勢いて比較的有給休暇取りやすい体制ができてる会社のため、特別な事情だったので、ご理解いただき、お休み出来ました。
ただし、現在はこの時期から更に時間が経過しており、状況は変わってしまいました。
それについては後日また投稿したいと思います。