■2023/11/4(土)
夜に救急車で運ばれ即入院となった夫の入院先から今朝7時に帰宅したばかりですが、 朝9時に会社への連絡を終えた頃、
入院したB病院の主治医から電話が有りました。
頭が真っ白で詳しく覚えてないのですが
その電話で私に『膵臓がん』であることをが伝えられました。
本人に伝えるタイミングについては、
『動揺するタイプなので本人に伝えるのは少し待ってもらえないか』と伝え、
同日15時に医師から私一人で診断の説明を受けることになりました。
本人への膵臓がん告知のタイミングについても、医師と相談したい旨を伝えました。
病院面会が14時からのため、その時間には病院に着き、医師から別室で話を聞きました。
【医師からの病状説明】
膵臓がんで、十二指腸を圧迫して、食べても胃から十二指腸を通って腸に流れない。
十二指腸にステントを入れるか、胃と腸のバイパス手術が必要。その後、抗がん剤治療を行う。という説明が有りました、
私からの質問で
・(私)『ステージはどのくらいですか?』
→(医師)ステージは3ですが、膵臓がんの場合それだけでは判断できない難しいことがあるのです。
・(私)『夫は、他人のニュースなどで抗がん剤の話題が有った時、抗がん剤をやるくらいなら死んだほうがましと、ずっと言ってたので、抗がん剤治療を受け入れるか、分かりません』
→(医師)抗がん剤治療を行わなければ、半年持たない人もいます。抗がん剤治療は行ったほうがいいです。
抗がん剤が稀によく効く場合が有って、がんが小さくなって手術してがんを切除できる場合が有ります。その場合抗がん剤治療しないより長く生きれる場合が有ります。
・(私)『要するに、治らないがんで、亡くなるまでの時間をどう使うか?という話でしょうか?』
→(医師)医師が何と言ったか、あまり覚えていませんが、多分、そういう意味で合ってるという感じでした。
・(私)『十二指腸ステントやバイパス手術をして、どの程度の物が口から食べれるようになりますか』
→(医師)十二指腸ステントの場合おかゆのようなもの。バイパス手術については言及無し。
・(私)『本人への告知は、やはり早目に医師から告知していただいた方が良いと考えるようになりました』
→(医師)分かりました。御本人が病状知ってないと、治療もしづらい所がありますので、そうしましょう
・(私)『夫は小さな建築設計事務所に勤務しており、そこの管理建築士です。夫が看板で、いないと困る存在だが、今の段階で会社には病状を伝えたほうが良いでしょうか?』
→(医師)伝えたほうがいいです。
■同日17時、私は美容院に。
私は美容院に4週間毎に行っていて、丁度予約の日だった。
自分の事など後回しにしたい気分だったが、これから夫の会社の方などにお会いするかもしれないと思い、きちんとしておこうと思った。

◇この時の気持ち◇

まだまだ気が張っていて、自分自身に対して、落ち着いているふりをしてた。
考えないといけない事が山ほどあって、どんどん対応するけど、間に合わない感じ。
腫瘍の大きさについて医師から説明は無かったし怖くて聞けなかったけど、体の幅(添付写真)から考えても10センチ以上に見える。手術できるのは2センチ以下の場合が多いと、どこか検索した中に書かれていた。
こんなに大きくなるまで気が付かなかったなんて、悲しすぎる。