■2024/4/7(日)

先週金曜日大学病院診察の日でした。

その後から今朝まで、

夫は、40℃付近まで熱が上がっては、37℃台まで下がる。

というのを繰り返しています。

■熱の理由は、見当がついていて、胆管ドレナージ時の合併症で、この時できた膿溜まり(物理的に吸い出す事ができない)による炎症だと思います。

この症状で、今まで何日も入院してきて、抗生剤を点滴してきましたが、一時的に症状が落ち着いても、1ヶ月以内に、また高熱が出ます。

(標準治療終了も、これが原因で抗がん剤続けられなかったという理由からでした)

■何度か、このサイクルを経験し、大学病院とも相談して、3日間は抗菌薬レボフロキサシンと、解熱はカロナールで行うことになってます。

明日の状況を見て、大学病院に連絡するかどうかを決めるつもりです。

■先週金曜日に大学病院で、訪問診療医師を紹介してもらえることになりました。大学病院から訪問診療医師に連絡してくれている段階で、まだ契約出来ていません。今回の熱には間に合いませんでした。

【遺伝子パネル検査結果を詳しく】

先週金曜日書ききれなかった遺伝子パネル検査

について、もう少し詳しく書きます。


■遺伝については心配無し

■遺伝子変異が2つ見つかった。

BRAF N5811

TP53 V272M,TP53 R213*


・遺伝子パネル検査の結果は、文書でいただいたが、全部英語で、一応読んでみたが、詳しくは分からなかった。

・大学病院医師から、詳しい説明があったが、全部覚えているわけではない。

覚えている所だけ書いてみます。


【BRAF N581I】

■大学病院医師からの説明では、

BRAFの分子標的薬は、

600番台で、他の癌(肺癌や悪性黒色腫など)に対して有るが、

500番台は、まだない。

『癌を増やすアクセルを踏む遺伝子に変異

が有り、アクセル踏み続けてる状況』という表現でした。


■以下参考資料を私が探しましたので、貼り付けます。

中外製薬サイトより

https://gan-genome.jp/treat/braf.html

【画像お借りしています】

(抜粋)

BRAF遺伝子の変化は、皮膚がん(悪性黒色腫)、甲状腺がん、大腸がん、肺がんの患者さんなどで確認されています。有毛細胞白血病では、ほとんどの患者さんにBRAF遺伝子の変化が確認されます。

また、BRAF遺伝子の変化には「V600E」「V600K」などいくつかの種類があります。皮膚がん(悪性黒色腫)の患者さんで確認されるBRAF遺伝子の変化は、ほとんどがV600Eですが、肺がんの患者さんではV600Eの割合は半分くらいで、その他の種類のBRAF遺伝子の変化も確認されています。


【TP53 V272M,TP53 R213*】

■大学病院医師からの説明では、

『癌を増やす事にブレーキをかける遺伝子に変異が有り、ブレーキが壊れている状況』との表現だったと思います。

■参考程度に自分で調べたサイトを下に貼り付けます。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/P53%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90

p53遺伝子(ピー53いでんし)とは、一つ一つの細胞内でDNA修復や細胞増殖停止、アポトーシスなどの細胞増殖サイクルの抑制を制御する機能を持ち、細胞ががん化したときアポトーシスを起こさせるとされる。この遺伝子による機能が不全となるとがんが起こると考えられている、いわゆる癌抑制遺伝子の一つ。


昨日と今日の私

夫が高熱で、普段は言わないことを言う。

夫は、今辛いのだから仕方ない。

『窓から飛び降りたいくらい苦しい』

と昨日言っていて、食品等の買い物に行きたいが、そばにいないと心配な時間があった。


また、『あなたは、(夫の)介護のために仕事を辞めたのだから、それぐらい、やって当然でしょ』という発言には、高熱とはいえ、私でもショックな気持ちになりました。

とはいえ、今までの夫を知っているので、夫が言っているのではなく、病気が言わせているのだ。と、思い直しました。


夫は、金曜日の夜に、お寿司を食べたあとは、ジュースやアイスクリームしか食べれてません。栄養のあるタンパク質など食べれればいいのですが。

冷凍庫に材料は用意してある。

今、寝てますが、目を覚ましたら、何か食べてくれると、嬉しいのですが…


昨日、テレビの旅番組でチラッと夫の設計した建物が、背景に映りました。

その時間だけ、夫は嬉しそうでした。