2023/12/19〜12/20振返り

転院先で血液検査の結果が悪化してる、とのことで即入院となった。

同時に本人へ余命宣告が有りました。

◇日記◇

■2023/12/19(火)
先週金曜日に外来で転院し、そこから4日後に外来だったが、そのまま即入院になった。
医師から以下の説明が本人と私に有りました。
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・無治療の場合、余命3ヶ月から5ヶ月。
・残された限られた時間の中で、本人にとって生きてるうちにやっておきたいことを行なうことをおすすめします。
・抗がん剤を使用して、延命したいが、今は合併症の影響で、すぐに抗がん剤治療を開始できない状況。合併症の状況が良くなってから、抗がん剤を行なう計画。

年内入院して合併症の治療を行い、上手く進めば、来年1月半ばから抗がん剤治療を開始するもくろみ。
・仕事については、現在は責任ある仕事はできない病状。
・一級建築士事務所の管理建築士については、もしもの時の事を考えて、代わりの人を探す必要が有ると、勤務先に伝えた方が良い。
と医師からのアドバイス有りました。 
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これに対して、本人は、残された時間に自分が行いたいことは「仕事」である。と答えました。
医師からは、治療が上手く行って仕事に復帰できる可能性が無いわけでは無い。との話が有りました。

抗がん剤治療以降については、人によって色んなケースがあるようで、何とも言えませんが、抗がん剤治療を行なう前段階で現在足踏み状態で、余命を消化してしまっているため、ここをなんとか乗り越えたい気持ちで、本人も医師も頑張っている状況です。

医師は、はっきりとは、おっしゃりませんでしたが、抗がん剤治療が上手く行っも長くて1年〜1年半のような話をされました。

■2023/12/20(水)
昨日初めて本人にはっきり余命宣告が有りました(転院前の病院では本人に余命告知無し)
かなりショックだったと思いますが、今日面会に行って、表情を見た所、悲しそうですが落ち着いており、しっかりしていました。

とり急ぎ、情報共有を私からメールで夫の勤務先に行った。

年内退院を目指してると医師から説明が有りました。
入院理由は、胆汁漏れの合併症が退院して自宅療養中に悪化したため。
抗生剤を口から飲む薬を自宅で使用していたが、点滴の抗生剤の方が効果があるため入院となりました。

◇この時感じたこと◇

■余命宣告され、夫は小さな声で「やっぱりそうか」とつぶやきました。

どんなに見ないようにしてても、さすがに膵臓がんの情報は目に入っていたようです。

■残された時間にやりたいことが「仕事」と聞いて、担当医は驚かれてました。

(担当医)「自分(医師自身)なら、美味しい物食べに行ったり、家族で温泉旅行行ったり思い出づくりしたいけど」

(夫)「それが、私は仕事をしたいのです」

■前の入院先でバイパス手術が終わった頃、

「やりたいことから優先順位つけて、やっていこう」と夫婦で話していて、

私は結婚してから、お互いに仕事ばかりの人生だったので、夫と旅行3回しか行ったことない。

今行ける所、遠くなくていいから、行きたいと話したが、この案は不採用となった。

私としては残念だけど、

夫が生きてるうちに、やりたいことが出来るように、全力で応援しようと、改めて決意した日