2023/12/24振返り

■2023/12/24(日)
夫の弟が実家(地方)の両親を連れて病院に面会に来てくれた。
高齢の両親に心配かけたくないので、
「膵臓がんのこと伝えたくない」と、
本人は決めていたが、余命告知をきっかけに、両親に伝えることにした。
■夫との面会前に、
病院にホテルのロビーみたいな場所が有って、そこで私から弟と両親に
「病状と、これまでの経緯」を
3人に説明。
本人から病状説明するのは、負担があるかもしれないので。
■面会は2名迄で15分間と決まっているが、日曜は病院側スタッフも少なく、大丈夫だろう。
3名+私の4名で面会。
「注意されたら、私が怒られます。いや、もしそんなコト有ったら、私が病院に苦情言います。」と意味の分からん事を夫の実家家族に口走っていた。
■夫の両親が91歳と86歳で、杖をついて実家から来てくれた。
弟が自動車を運転して連れてきてくれた。
人数制限で実親が会えないというのは、おかしいと思う。
他の患者さんで奥さんと子供2人とかで面会に来ている患者家族を今まで見てきた。

■夫は、両親への面会冒頭
「こんな体になっちゃって…」
と声を震わせ涙ぐんだ。
みんな多くを語らなかったが、会えて良かった。という空気でした。
時間は守って、15分間で面会を終了。

■お父さん(年金生活)がお見舞金30万円を持ってきてくれ、別途に「担当医師に渡して」と5万円が、のし袋に入っていた。
「お父さん、東京では医師への贈答は今は禁止されてます。」と言うと、
「それならあなた(私)のお小遣いにしなさい」とのことでした。
「ありがたく入院費に使わせていただきます」と、頂戴しました。
■実家家族が帰宅後、弟からライン届き
「思ってたより元気そうでよかったです。
なにより、両親に合わせられて良かったです。」
■翌日、夫からラインが有った。
「昨日、両親に会えて良かった
こんな体なのに、認めてくれて嬉しかつた」
夫は、実家にいたのは18歳まで。
父が自分の為に見舞金持って来てくれたこと、お金がありがたいというより、認めてもらえた感じがして嬉しかった。と、
親に自分の病気伝えられてほっとした感じでした。

◇この時の気持ち◇

両親に話せて良かった。

そして、お互いに生きてるうちに、会えて良かった。

私だったら、すぐに自分の親に話すと思うが、

夫には色んな思いがあって、

伝えないことも、

伝えることも

辛かったのだと思います。

※父親からの担当医への「のし袋」は、私の実兄の大腸がん手術の時は実親が執刀医に渡して、執刀医も受け取った話は聞いたことあったけど、約20年前の話。

私は超ホワイト企業勤務で感覚がある意味ズレてたのかも。

今でも受け取る医師がいることを皆様の情報から知りました。

医師のほうも、患者の気持ちを考慮して受け取ってる場合もあるような気がする。もらって喜んでるとか、もらったから頑張ろうとかいう医師がいるのだろうか?