■2024/5/5(日)

昨日夕方、訪問診療医師が来てくださいました。

訪問診療医師は、ドレナージチューブを綺麗に水で洗い流してくれました。大学病院では、こんなに綺麗にやってもらったことは、ありませんでした。
訪問診療医師と熱心に話しているのはゴルフの話ですおねがい
在宅医療というと、介護ベッドで診察のイメージかもしれませんが、今のところ、リビングのソファーで、こんな感じです。

大好きなゴルフの話ができて、夫はとてもうれしそうです。




■医師が来られるまでは、こんな感じでテレビを見てました。
でも、もう量は食べられません。
今日の夕飯は、
『海老(甘エビじゃなくて茹でたやつ)とマグロ(赤身)を1かんずつ』と指定が有りました。
指定のお寿司と鉄火巻2切れをお皿に乗せてだした所、鉄火巻1切れ残しましたが、あとは食べることができました。
たいてい朝食は1人前近く食べますが、昼と夜はほとんど食べません。
食べないことに罪悪感感じないように。
食べたいものを食べたい時に食べれることを大切にしています。
食べれる物も、だんだん変化してきますので、お寿司もいつまで可能か分からなかったので、今日はお寿司にしました。

俺はいつまで生きれるのかな?

(夫)『俺は、いつまで生きれるのだろうか?』
(私)『それは私も分からない。知りたければ、医師に聞いてみるのがいいんじゃないか?
ただし、医師も本当のことは分からないとは思うけどね』
(夫)『日に日に気力が無くなって行くのが分かるんだ』
(私)『今のうちに、やっておきたい事とか、会っておきたい人とかあるの?』
(夫)『いや、それはない。会うって、こんな自分じゃ、会えないよ』
(私)『そんなことは無いと思うけど』
(夫)『この話は、ここで終わりね』
夫は怒った風でも無く、さらりと言った。
そして、夫はこの日、医師に自分の余命は聞かなかった。