こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
グローバルキャリア・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日は私がドイツの
タイマッサージ店で知り合った
タイ人女性、
クレ(仮名)の話です。
海外で自立して
生きていくということが
どういうことなのか、
一緒にみなさんと考えたくて
書き続けています。
タイトルの通り
「ドラマのよう」ですが、
実話です。
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10) とある女性のドラマのような愛
12) とある女性のドラマのような誤算
18) とある女性のドラマのような強がり
19) とある女性のドラマのようなSOS
20) とある女性のドラマのような展開
23) とある女性のドラマのような家族
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さてクレですが、
6月のとある日、
ドイツに戻ってきました。
それも、
そのドイツ人の旦那さんに
迎えに来てもらって。
旦那さんを
メモ書き一枚で
別れを告げてから
1年も経って
いませんでした。
話を少し戻しましょう。
クレはオランダで
社長夫人として
裕福な生活を送るつもりが、
全く予想外の生活を
送る羽目になりました。
お金がなく、
働くことも出来ない。
一方で
ペーターの友人女性の
家事や子供の面倒を
見る始末。
すべては自分の選択。
でもクレはそれを棚に上げて
自分は完全に
被害者のつもりです。
それでも彼女の
タイ人の友人たちは
それに同情。
彼女の家族同様、
ドイツ人の旦那さんの
元へ戻った方がいい、
と言ったそう。
だけど、
遠距離の運転は
自信がないから、
あなたの旦那さんが
迎えにいくべきよ。
という話の展開に
なったそうです。
実際に誰が
クレの旦那さんに
連絡を入れたかは
私は分かりません。
でも結局旦那さんは
車でクレを
迎えにいきました。
クレは、
「私はそんなつもりじゃ
なかった」
と言います。
「自力で(電車で)
戻ってこれなかったの?」
そう聞くと
荷物が多くて無理だったそう。
それでもクレは、
しばらくは
友達の所に住むつもり。
そしてそこで
仕事にも就けるかも。
とのことでした。
それを聞いて私は
彼女が、
ゼロからやり直すのかと思い
少し成長を感じました。
ところがその1週間後、
彼女は旦那さんの元へ
戻ってきました。
ペーターと知り合ってから
自己中だと
急に批判していた旦那さんの元へ。
クレは平然とこう書きます。
私はまだ戻るつもりは
なかった。
でも旦那が私が戻る
準備をして待ってるって
いうのよ。
だから戻ってきた。
彼女のメッセージは
いつもこう。
あの人がこう言ったから
私ははこうするの。
あの人がああ言ったから
私はそうしたんだ。
クレが昔働いていた
お店の店長が
クレのことを繰り返し
こう表現していました。
「クレは、
人と対立するのが嫌いなんだ」
でもそういう問題でしょうか。
人と対立したくないから、
自分の生き方を
周りに委ねる?
私には、
それは人との対立ではなく
自分で考える代わりに、
ラクな方に流されているだけ。
彼女はもうじき44歳。
あなたの考えはないの?
そう書こうとも、
どうせ彼女は理解できない、
私はそう思って結局
返信していません。
旦那さんの今の思いは?
そしてペーターは?
続きはまた後日。
写真は全てイメージで
実在の人物には関係ありません。