土器と玉造石材の展示。守山市埋蔵文化財センター | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

 1月に訪れた滋賀県守山市!

めいっこちゃんのサッカーの送迎でしたがサッカーキラキラ

ついでに訪れた埋蔵文化財センターが

これまた素晴らしかったので

時代ごとに分けていつも以上に熱くレポートウインク

縄文時代

弥生時代 


続いて古墳時代の展示っーーキラキラキラキラ!!


琵琶湖岸に野洲川が注ぐ河口に位置する守山、

交通の要衝ということて

在地の異物だけでなく外来の土器などが出土ラブ


水運を利用した

活発な地域間交流がうかがえます。


奈良や大阪の


布留式の甕!


底が丸いのが特徴です。


東海系の台付甕

口縁部がS字になってるのが特徴!


北陸系の壺!

そして


山陰系の壺


口縁部の違いに萌えますラブラブラブ

山陰系の口縁部のちょっとしたでっぱりよ!

ってね、

ほんと古墳時代の土器の教科書のような展示に

大興奮っ不安キラキラキラキラ!!

何時間でも見てられますっ!


さらにね


手工芸の発達っラブ

守山市では5〜6世紀のムラの発掘調査をすると、必ずといってよいほど、竪穴住居から滑石を材料にした玉や未製品、原石が見つかります。
この他にも水晶やヒスイ、メノウなどの石材のものが出土します。

ってーーラブラブラブラブ!!!

玉製品の加工のムラがあったのね!

水晶にヒスイ、メノウ!

これはかなり広域の石材が集められてるやんびっくり

さらに、製塩土器も多数出土。
大阪湾沿岸や若狭湾岸で生産された塩が
この地の権力者のもとにいったん集められ
各地に運ばれていったと考えられているそう。


詳しい玉つくり遺跡の説明も。



そして出土した


玉類!

さらにね


出たーー!!!
結晶片岩製の砥石っ!

右は紅簾石片岩じゃないラブキラキラ!?

私が各地の資料館で情報を収集している

紅簾石片岩製の玉造工具っ!

ここにもあったかーチューラブラブラブラブラブラブ!!!

ここは石鋸じゃなくて砥石なのね。

この形のものは見たことがなかった!


四国で産出した結晶片岩の工具を携えた

古墳時代の工人たち、

淀川、琵琶湖を通って東は東海、北は北陸へ

玉石材を求めて各地へ旅立って行ったのかなー!

キラキララブキラキラ

この守山市埋蔵文化財センター、

ほんのこれだけの広さなんですがね



まじで考古学の教科書のような展示が揃ってる!

この寒々したロビー展示が温まるほど

興奮しましたアップアップアップ


他にも古代の瓦、民俗展示なども揃ってます。

無料で見学できますしオススメです!


すぐ近くにめんたいパークもありますし

車で10数分のところには

お隣、野洲川の古墳、銅鐸博物館もあります。

ぜひぜひ訪れてみてくださいね!!


   守山市埋蔵文化財センター


   このとき訪れた野洲市の古墳

 

 


 

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