弥生の美を堪能っ!唐古・鍵考古学ミュージアム! | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

連日、埼玉県北部の

本庄市や深谷市情報を書いておりましたが

本庄市で思い出しましたびっくりハッ

まだ書いていない奈良の資料館ネタ!


本庄市でなぜ奈良ニヤリ!?(笑)

訪れたのは


奈良県田原本町にあるこちらの施設。

奈良県田原本町にある生涯学習センター。


この中に

唐古・鍵考古学ミュージアムという

付近で発見された唐古・鍵遺跡に関する資料館が

入っているのです!


訪れた日にたまたま


本所市議会の方が
視察研修に来られてたんです!

本庄市といえば先日訪れた

本庄早稲田の杜ミュージアム!下矢印
 


笑う埴輪たちの皆様が来てる♪

と張り紙を見てテンションあがりました目キラキラ

埴輪は来てないけどアセアセ


この唐古・鍵考古学ミュージアムは

数年前に一度訪れたことがあるのですが

そのとき写真を撮りそこねた気になる遺物が

ありましてガーンアセアセ

もう一度ご対面したいなぁ!と

奈良の棚田やコスモス、古墳を巡った帰りに

寄ったのでした車キラキラ


2階にあるミュージアムへ上がる階段の踊り場に


遺跡から出土した土器っ!

はい、もう美しいっーラブキラキラ!!!


いざ!中へ!


JAF会員割引ですww


この唐古・鍵遺跡というのは

何重もの環濠という溝に囲まれた集落遺跡で、

先程の土器はこの環濠に沿って並べられていたそうです。

楼閣が描かれた土器が出土したことで有名です!


集落遺跡からは

いろんな地域から運ばれた土器が出土しています。


北部九州、朝鮮半島、吉備。


吉備から運ばれた壷や器台、

縁の部分の


細かい模様っびっくりキラキラ!!

他にも



讃岐や紀伊、和泉に摂津。



近江、伊勢湾岸、天竜川東岸、信濃などなど


広範囲から土器が持ち込まれました。

土器が持ち込まれたということは

もちろん人も訪れてたんだろうなぁ!

※弥生時代には吉備や近江なんていう行政区はまだ無いんですがねww土器の区分名ってことですね。


さてさて私のお目当てはこちら目キラキラピンクハート


石(笑)

なかでもこちら


紅簾石片岩製の
玉製品を作るときの石鋸!
ラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブラブ



美しい〜ラブラブラブ!!!

以前も熱く書きましたが、

弥生〜古墳時代にかけての

紅簾石片岩製の石鋸の分布を追っかけてるんです!
 
我ながらアツ過ぎるブログ下矢印


この石鋸を携えた弥生人、古墳時代人と

紅簾石片岩について語りたいわぁっチューラブラブ

石鋸を携えて玉を作りながら旅をしたい!

、、、なんてね。


土器でも石材でも、

流通ってのがねーやっぱ1番気になるんですウインクキラキラ


それにしても


弥生土器の美しさよっ!

無駄のない壺の造形、洗練された流水紋

歴史ミュージアムというよりも

普通に美術館にきて芸術品を眺めてるかのよう!

同じ土製品でも、縄文時代や古墳時代の派手な火焔土器や
可愛らしい土偶や埴輪が注目されがちですが
結局、弥生土器の美しさに落ち着く人が実は多いような気がします。


かと思えば、、こんな



ゆるキャラみたいなのもいるのよねぇ爆笑キラキラキラキラ


唐古・鍵遺跡も遺跡公園として整備されてますし

ぜひぜひ訪れてみてくださいね!

、、、なかなか行きづらい場所にありますが(笑)


   唐古・鍵考古学ミュージアム

入館料大人200円。
田原本町の生涯学習センターに入っています。



この日帰り奈良旅で

明日香村の道の駅で栗を買いました栗キラキラ

あまりにも綺麗な栗だったので、

そうだ爆笑キラキラ!!


少し前にいただいた栃の実と

家にあったお気に入りの国宝土偶フィギュアとを

並べて縄文アート写真を試みました〜カメラキラキラ

土偶は植物の精霊を象ったものでは!?
という本が人気になってますが、、あながち?
なんて思わせる写真になりました。

  2022秋の母子日帰り奈良旅 


   




  日本&世界各地の博物館訪問ブログ