自作Nゲージ KORAIL311000系 ランボード作り直し
1か月以上ぶりに311000系の製作記を投稿します。屋根のランボードの出来栄えに不満を感じたので、ここ1か月くらいはランボードの交換作業を行ってきました。交換前のランボード。折り曲げ部がシャープでなく、見栄えが悪いです。出来の悪いランボードを除去します。まず、カッターで切り込みを入れます。ランボードを剥がし取ります。手すりはヤットコで引き抜きます。ランボードを剥がした痕を、カッターとスポンジやすりできれいに均します。パンタ車の屋上機器の一部が、やすり掛け作業の邪魔になったので、もぎ取ってしまいました。t0.1プラペーパーで新しいランボードを作ります。従来は細切りしたプラペーパーにモデリングスクライバーで折筋を入れてから折っていましたが、細いプラペーパーをシャープに折るのは難しく、最初の写真のように汚い仕上がりになってしまいました。そこで、今度は細切りする前に折ることにしました。これならば折筋を付けなくても、折り曲げ部を爪で擦ればまっすぐシャープに折ることが出来ます。しかし、あまり強く擦ると割れてしまうので、力加減が難しいです。実際に割れてしまう現象が多発し、きれいにできるまで何度か作り直すこともありました。成功率は50%~60%くらいかもしれません。折り曲げたプラペーパーを切り取ります。少量の流し込み接着剤でランボードを接着。この接着作業も簡単ではありません。せっかく折り曲げがうまくいっても接着の時にずれやゆがみが生じ、作り直すこともありました。余分に流れ込んだ接着剤でプラペーパーが溶け、へこみができることがあるので、ポリパテで埋めます。もぎ取ってしまった手すりや屋上機器を復活させ、ランボード端部をポリパテで埋めます。あと、これまで使っていたグレーのカッターマットがボロボロになってきたので、新調しました。ランボードを再塗装。パンタ車の屋根は突起物が多くマスキングテープを綺麗に貼れないので、屋根全体を再塗装しました。交換前と比べて遥かにシャープな仕上がりを得ることができました。う~んいいねぇ~1か月以上かけて作り直した甲斐がありました。中期抵抗車から編入されたサハの塗装も行いました。最初に赤と青の塗り分けをして、小窓ドアをダークステンレスシルバーで塗装。それから全体をニュートラルグレーとシルバーを混ぜたもの、屋根をねずみ色1号で塗装しました。これでようやく大掛かりな車体の塗装が終わりました。これから、細部の色差しや標記類の貼り付けをしていきます。